RSAが顧客認証の変革とデジタル経済の収益拡大を目指し、不正行為・リスクインテリジェンス事業部門のスピンアウトであるOutseerを発表

プレスリリース発表元企業:RSA Security LLC

配信日時: 2021-06-12 05:43:00

RSAが顧客認証の変革とデジタル経済の収益拡大を目指し、不正行為・リスクインテリジェンス事業部門のスピンアウトであるOutseerを発表

科学を駆使した決済認証/アカウントモニタリング向けソリューションは、年間取引が200億件の世界中の6000機関に貢献

(米カリフォルニア州パロアルト)-(ビジネスワイヤ) -- RSAセキュリティ(「RSA」または「当社」)は本日、当社の不正行為・リスクインテリジェンス事業部門を新たな独立企業に移行したと発表しました。この独立企業は世界中の顧客とパートナーのコミュニティーにサービスを提供します。

新組織のOutseerは、リード・タウシッグ最高経営責任者(CEO)が統率します。タウシッグCEOは2020年後半にRSAの不正行為・リスクインテリジェンス事業部門に参加しており、不正防止とデジタル本人確認情報の業界におけるベテランです。

自主的な企業経営と最新の企業アイデンティティーを特徴とするこの戦略的移行により、Outseerは継承製品すべてを新たに構成したポートフォリオで引き続き提供していきます。

Outseer Fraud Manager™(旧称RSA Adaptive Authentication):リスクに基づいたアカウントモニタリングの決定によって、すべてのデジタルチャンネルで顧客を保護Outseer 3-D Secure™(旧称RSA Adaptive Authentication for eCommerce):最新のEMV® 3-D Secure規格にマッピングする非対面決済およびデジタル決済の認証のためのゴールドスタンダードOutseer FraudAction™(旧称RSA FraudAction):フィッシングサイト、詐欺アプリ、詐欺的なソーシャルメディアページに関連して、迅速な検出、削除、データに関する洞察的知見を提供受賞歴のあるこれらの製品は全体として、決済認証、アカウント情報漏洩詐欺の検出、詐欺調査のベンチマークとして機能すると同時に、世界の有力な販売業者、カード発行銀行、決済プロバイダーによる滞りのない顧客体験を支えます。

Outseerの製品ポートフォリオの背景には、データと科学の分野で2件の大規模投資を行ったことがあります。

Outseer Global Data Network™:検証済みの不正行為データと取引データを対象とする業界初のグローバルコンソーシアムOutseer Risk Engine™:5%以下の介入率で95%の不正検出率を達成するID中心のリスクグラフタウシッグCEOは、次のように述べています。「Outseerは、不正防止および決済認証のソリューションを数十年にわたり科学を駆使して革新してきた活動の集大成です。デジタル経済が深化し続けており、取引不正から世界を守るというOutseerの使命は絶対的に不可欠です。すべてのデジタルビジネスが拡大し続ける中、世界経済の収益を実現する当社の役割は強まる一方です。」

こうした活動は、デジタル商取引の前例のない成長を後押しし、10年間に相当する変革を12カ月に圧縮することになったCOVID-19の世界的流行病を受けてのものです。決済カードスキームを提供する組織、カード発行銀行、商取引プロバイダーは、各自の決済ネットワークにおいて、前例のない不正取引や、一層入念に画策された攻撃を目にしています。

Outseerはこうした新たな課題に対応するために、決済規格のEMV® 3-D Secure 2.xに密接にマッピングしたり、決済と商取引のエコシステム全体で新技術の統合を取り入れたりしながら、今後も決済認証サービスの革新を続けていきます。

タウシッグCEOは、次のように述べています。「Outseerの存在理由は、決済やアカウントの詐欺をなくすことに傾注することだけではありません。このような不正取引には往々にして、さらに悪質な違法薬物取引や人身売買、テロ、その他の悪辣な行為をごまかす目的があります。Outseerには、世界をより安全な場所にする能力があります。」

1982年に設立されたRSAは、慎重なセキュリティーを要するお客さまにとって極めて重要なソリューションを提供する企業、また急速な進展を見せるリスクとセキュリティーの脅威に対応できるようにする革新のリーダー企業として、40年にわたって評判を築いてきました。RSAは現在、20億の個人ユーザーにサービスを提供し、2600万個のIDを管理しています。1万2500を超えるお客さまがRSAのソフトウエアソリューションを頼りにしながら、デジタル変革を実現し、ますます高度化するサイバー脅威に対処するとともに、より複雑なデジタル規制に適応しています。

RSAは2020年のリリースで、シンフォニー・テクノロジー・グループによる買収を通じ、独立企業としての運営を開始したと発表しました。評価額は21億ドルです。

関連資料:

Outseerの紹介動画をご覧くださいOutseer.comにアクセスしてくださいOutseer製品のデモをリクエストしてくださいOutseerについて

RSA傘下のOutseerは、年間数十億件の取引を認証することにより、デジタル経済の力を高め、その成長を支援しています。当社の決済/アカウントモニタリングソリューションは、世界中のカード発行銀行、決済処理業者、商店にとって、その収益を増加させ、顧客による購入の妨げとなる要素を低減します。当社のIDベースの科学は、Outseerデータネットワークに貢献している国際的機関6000組織による年間200億件の取引を活用して、業界で最高の不正検出率と最低限の顧客介入を実現します。当社にしかできないことをoutseer.comでご確認ください。

RSAについて

サイバーセキュリティー/リスク管理ソリューションのリーダー企業であるRSAは、デジタル時代のセキュリティー、リスク管理、不正防止に絡む課題に対処するための技術を諸組織に提供しています。RSAのソリューションは、高度な攻撃を効果的に検出してそれに対応し、ユーザーアクセス制御を管理するとともに、運用リスク・不正行為・サイバー犯罪を低減するように設計されています。RSAは世界中の数百万人というユーザーを保護しており、フォーチュン100企業の90%以上が繁栄し、変革的変化に継続的に適応できるよう支援しています。

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Senior Director of Worldwide Communications
David.Pedersen@rsa.com

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