欧米で実績のあるMenderスマートエネルギーOTAをtESCC Japanが販売開始
配信日時: 2021-06-03 09:30:00
tESCC JapanはつながるスマートエネルギーとHVAC向けのOTAソルーションMender enterpriseの提供を開始しました。
Mender Enterpriseは、つながるSmartEnergyおよびHVAC製品の安全で堅牢なOTAソフトウェアアップデートのための製品です。Mender Enterpriseは、つながったSmartEnergyおよびHVACデバイスフリートのアプリケーションソフトウェア更新、バグ修正、セキュリティパッチなどの管理を簡単かつセキュアに行うことができます。
Mender Enterpriseの特徴的な機能は次のとおりです。
●Yocto、Ubuntu、Debian組み込みOSビルドのサポート
●機能停止を防止するための更新ロールバック用のA / Bパーティション設計
●デルタ更新の自動割り当て
●段階的な展開
●動的グループ展開
●マルチテナンシー
●役割ベースのアクセス制御(RBAC)
●デバイス認証用の相互TLS
●監査ログ
●Microsoft Azure IoTおよびGoogle Cloud IoT Coreのリファレンスデザイン
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/260750/LL_img_260750_1.png
Mender Triangle of Trust (TM)
スマートエネルギーおよびHVAC企業におけるMender Enterpriseのユースケースは次のとおりです。
●産業用暖房、換気システム向けゲートウェイ管理デバイス、Industry4.0安全セキュリティ対策であるIEC62443などの制御システムを介したデータ送信のための主要なデータプライバシー基準のサポート。
●PVパネル、ヒートポンプ、EV充電ステーションからデータを収集し、分析のためにこのデータをクラウドプラットフォームに送信するゲートウェイ管理デバイス。得られた結果は、企業や家庭でのエネルギー使用を最適化するために使用されます。
●需要に基づいてフリート全体の負荷分散とエネルギー消費の管理を支援するEV充電ステーションのゲートウェイ管理デバイス。
●エネルギー使用量、温度や天気などの環境条件、建物の占有率に関するデータを収集するゲートウェイデバイスとセンサー。Menderは、LORA WANネットワークを介して、正しいソフトウェアアーティファクトを展開することにより、ゲートウェイとセンサーデバイスを安全かつ効率的に動作させ続けます。
●鉱山などの遠隔地で作業する車両のバッテリーシステム上のゲートウェイデバイス。Menderは、バッテリーシステムが電源から切断され、機能停止するリスクがあるため、重要なアトミックアップデートを提供します。
家庭用スマートエナジーシステムを製造するVaillant Heating Systems、エンドユーザーIoTプロダクトマネージャー、Kai Pecka次のように述べています。
「Menderは、オープンソースとMenderHubを通じたコミュニティエンゲージメントにおける長い歴史と、組み込みエンジニアの世界で非常に高い評判を得ています。VaillantはパートナーとしてのMender製品の柔軟性に大きな安心感を得えました。弊社の特定ハードウェアモジュールに対応してソリューションを提供するMender製品ロードマップの豊富さも高く評価されています。」
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/260750/LL_img_260750_2.png
スマートエネルギーOTA
持続可能で高品質のバッテリー システムを設計および製造する Northvolt Systems AB のソフトウェア ディレクターである Nicolas Grily は次のように述べています。
「当社のバッテリーシステムを搭載した車両は電源から切断できるため、Menderは信頼性の高いOTAアップデートと重要なアトミックアップデートが重要です。MenderはYoctoOS用の独自のソフトウェアイメージを構築する方法に大きな柔軟性があります。また、Menderはオフラインシステムを安全に更新できます。オフラインにできるさまざまなシステムがあるため、サービスチームがMenderアーティファクトに署名されたUSBキーを取得し、システムを更新できます。Menderは、デバイスにローカルで署名された新しい画像コードを提供するAPIまたはインターフェースも提供するため、安全でない署名なしの開発者モードに切り替えることはありません。」
■Menderとは
Mender( https://ota.tqcs.io/jp.html )は、接続されたLinuxデバイス(モノのインターネット)の無線(OTA)ソフトウェア更新を管理するためのオープンソースプロジェクトです。これはエンドツーエンドのオープンソースであり、管理サーバーとクライアントの両方がApache2.0でライセンスされています。
■tESCCとは
tESCC(European Solutions and Consultancy Company)は、産業、医療、防衛、自動車産業向けに、オープンソースの標準化に基づいて最先端の組み込みソフトウェアソリューションとサービスを提供するために設立されたITソフトウェアコンサルタント会社tQCS( https://www.tqcs.io/jp.html )の完全子会社です。tESCCは、アジア太平洋地域におけるMenderのソリューションとサービスに関する唯一のパートナーです。 https://ota.tqcs.io/jp.html
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プレスリリース提供元:@Press
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