キューブサット市場、2027年に4億9,130万米ドル到達見込み

プレスリリース発表元企業:株式会社グローバルインフォメーション

配信日時: 2021-05-24 12:00:00


株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「CubeSat (キューブサット) の世界市場:サイズ、アプリケーション、エンドユーザー、およびサブシステム別の市場機会分析および業界予測(2020年~2027年)」 (Allied Market Research) の販売を5月21日より開始いたしました。

キューブサット市場統計 2020-2027年
キューブサット市場は、2019年には2億1,010万米ドル、2027年には4億9,130万米ドルに達し、15.1%のCAGRを記録すると予測されています。  

他の産業とは異なり、衛星産業もCOVID-19により被害を受けています。そのため、COVID-19の流行により、2020年にはキューブサット市場も落ち込むことが予想されます。COVID-19の流行により、世界各国の政府は医療サービスに注力せざるを得なくなり、各国はパンデミックへの対応や復旧のために宇宙開発予算を削減しており、これがキューブサット市場の成長を妨げています。しかし、COVID-19の影響を受けたにもかかわらず、民間企業の参加が増えたことで、キューブサット産業はなんとか穏やかに推移し、2020年にはいくつかのキューブサットが打ち上げられました。

キューブサットとは、10×10×10cm3の立方体の形をした小型衛星で、人気のルービックキューブの寸法とほぼ同じで、重さは約1kgです。キューブサットは単体(1U)でも、複数のU(1U、2U、3U、6U、12Uなど)で構成されるクラスターでも使用できます。10年以上のスパンで、キューブサットは宇宙への打ち上げを容易にしてきました。キューブサットは、商業企業、非営利団体、教育機関の地球低軌道ミッションの打ち上げを容易にする費用対効果の高いソリューションです。これらの小型衛星は、費用対効果が高く、タイムリーで、比較的簡単な方法で、宇宙でいくつかの科学的研究や技術のデモを行う機会を提供します。

キューブサットは、世界中の研究者や専門家によって、宇宙空間の探査に広く利用されています。キューブサットの小型・軽量という特徴は、迅速な製造・試験に非常に適しており、今後の技術やアイデアの探求に最適で安価な存在となっています。

従来の衛星と比較して小型・軽量であることが、予測期間中のキューブサット市場を押し上げると予想されます。しかし、大型衛星に比べて積載量に制限があることが、予測期間中のキューブサット市場の成長を妨げると予想されています。

キューブサット市場は、サイズ、アプリケーション、エンドユーザー、サブシステム、地域に基づいて分類されています。サイズ別では、0.25U~1U、1~3U、3U~6U、6U~12U、12U以上に分かれています。アプリケーション別では、地球観測・交通監視、科学技術・教育、宇宙観測、通信、その他に分けられます。エンドユーザーベースでは、政府・軍事、商業、非営利団体が対象となります。サブシステムに応じて、同市場はペイロード、構造物、電力システム、コマンド&データハンドリング、推進システム、姿勢決定&制御システム、その他に分類されます。地域別では、北米、欧州、アジア太平洋、LAMEAで分析されています。


【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/amr992220-cubesat-market-by-size-application-end-user.html

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