ムーディーズとTeam8がサイバー格付けを開始したVisibleRiskへの投資を発表

プレスリリース発表元企業:Moody’s Corporation Investor Relations

配信日時: 2021-05-19 02:03:00

ムーディーズとTeam8がサイバー格付けを開始したVisibleRiskへの投資を発表

ムーディーズとTeam8がサイバー格付けを開始したVisibleRiskへの投資を発表

(ニューヨーク)-(ビジネスワイヤ) -- ムーディーズ・コーポレーション(NYSE:MCO)とグローバル・ベンチャー・グループのTeam8は本日、両社が企業のサイバーリスクを評価するために2019年に設立したジョイントベンチャーであるVisibleRiskへの2500万ドルの投資が完了したと発表しました。また、VisibleRiskは本日、企業のサイバーリスク評価の世界基準を策定するためのムーディーズとTeam8の協働を基盤とするサイバー格付け商品の提供開始を発表しました。

ムーディーズの最高戦略責任者のデビッド・プラットは、次のように述べています。「VisibleRiskへのムーディーズの投資は、当社のグローバルな総合的リスク評価戦略と、企業リスクの理解と管理の重要な要素としてのサイバーセキュリティーに関する取り組みに即したものです。お客さまがサイバーリスクに関する理解を深め、自信を持って管理できるようにするための革新的なサイバー格付けの提供開始にあたり、VisibleRiskとの関係を深めることを喜ばしく思います。」

VisibleRiskのサイバー格付けはサイバーリスクの数量化に基づくもので、企業が自社のサイバーリスクを他社と比較して評価し、サイバー脅威が事業に与える影響を的確に理解して管理することが可能になります。経済、サイバーセキュリティー、業界に関するデータを1つにまとめるサイバー格付けは、企業のセキュリティーに対する姿勢に影響を及ぼす総合的かつ検証済みの内外の一連の要因を取り入れて、それらのリスクを経済的観点から定量化します。

VisibleRiskの最高経営責任者(CEO)のDerek Vadalaは、次のように述べています。「リスクを適切に管理するには、この分野の専門家ではない事業経営者に分かりやすく説明することが極めて重要です。VisibleRiskは、企業のリスク・エクスポージャーを経済的観点から定量化することにより、サイバーリスクを最適な形で管理し、レジリエンスを高めるための実用的なリアルタイムのベンチマークを意思決定者に提供しています。」

VisibleRiskのサイバー格付けは、リアルタイムのモニタリング、カスタム・リポーティング、専門家による分析で強化されているため、情報に基づいた意思決定が可能になります。VisibleRiskは、手法やデータソースなど、サイバー格付けを決定する要因に関する完全な透明性を提供しています。

Team8のマネジングパートナーのNadav Zafrirは、次のように述べています。「激化するデジタル変革、加速するハイパー接続性、ハイブリッド労働環境の時代において、デジタル・インフラの信頼性はビジネスリーダーにとって極めて重要です。サイバーリスクとビジネスリスクは密接に関連しているため、企業はセキュリティー、生産性、個人情報保護、分散型労働のバランスをとることによってのみ、イノベーションを推進しながらこれらの課題を克服することができます。VisibleRiskは、企業リーダーがこれを適切に行うことができるよう支援します。私たちは、このビジネスの計り知れない可能性に期待を感じています。」

ムーディーズの今回の投資資金は手元現金により賄われ、2021年の財務業績に大きな影響を及ぼすことはないと予想されます。

ムーディーズ・コーポレーションについて

ムーディーズ(NYSE:MCO)は、組織のより良い意思決定を可能にする世界規模のリスク・アセスメント企業です。そのデータ、分析ソリューション、知見は、意思決定者による機会の特定や、他者と取引を行う際のリスク管理を支援します。当社は、より高度な透明性、より多くの情報に基づいた意思決定、情報への公正なアクセスが共通の進歩を可能にすると考えます。世界40カ国以上に約1万1500人を超える従業員を擁するムーディーズは、国際的なプレゼンスと現地の専門的知見ならびに金融市場での1世紀以上の経験を融合しています。詳細については、moodys.com/aboutをご覧ください。

VisibleRiskについて

VisibleRiskは、ムーディーズとTeam8のジョイントベンチャーとして2019年に設立されました。リスク計測に関するムーディーズの専門知識と、サイバーセキュリティー技術に関するTeam8の専門知識を生かし、企業のサイバーリスクを評価して低減するための次世代の手法を開発しています。Derek VadalaとYigael Bergerが共同で設立したVisibleRiskのサイバーリスク評価およびリアルタイム・モニタリング・プラットフォームは今までに類を見ないもので、世界中の組織が財務リスクと同様にサイバーリスクを継続的に監視・管理することができます。詳細情報については、https://www.visiblerisk.comをご覧ください。

Team8について

Team8は、人工知能、サイバーセキュリティー、データ、フィンテック、エンタープライズ・ソフトウェア、インフラが交わる分野でテクノロジー企業を設立し、支援するベンチャー・グループです。私たちはベンチャーを再考し、ほかにない優位性を起業家に提供することにより、ますます競争が激化する中で成功を加速させます。私たちは、業界が直面する課題に関する深い理解とグローバル・リーダーの広範なネットワークにより、最適なベンチャー・パートナーとしての独自の地位を確立しています。Team8の経営チームには、ユニコーン企業設立者、銀行やフィンテック企業の最高経営責任者(CEO)、イスラエルのエリート軍事技術・諜報機関である8200部隊の元リーダーが所属しています。詳細情報については、www.team8.vcをご覧ください。

1995年民事証券訴訟改革法に基づく「セーフハーバー」声明

本リリースに含まれる一部の記述は将来見通しに関する記述であり、多くのリスクと不確実性が伴うムーディーズ・コーポレーション(「当社」)の事業および運営に関する今後の予想、計画、見込みに基づいています。このような記述は、「考える」、「予想する」、「期待する」、「意図する」、「計画する」、「だろう」、「予期する」、「可能性」、「継続する」、「戦略」、「志向する」、「目指す」、「予測する」、「見込む」、「推定する」、「はずである」、「可能性がある」、「かもしれない」といった表現ならびにこれに類似する表現または用語やその変化形など、一般に将来見通しに関する記述であることを示唆する出来事や結果に関する予想を示す表現を含みます。株主および投資家の皆様は、これらの将来見通しに関する記述に過度の信頼を置かないよう留意してください。本リリースに含まれる将来見通しに関する記述およびその他の情報は、本リリース発表時点のものであり、適用法や規制により義務付けられる場合を除き、後の状況の変化、予想の変更などが生じた場合でも、当社は今後この記述を補足、更新、改訂して公表する義務を負うものではなく、またその意図もありません。1995年民事証券訴訟改革法に基づく「セーフハーバー」条項に関連して、当社は実際の結果がこれらの将来見通しに関する記述で示されたものと大きく異なるものとなる原因となる可能性のある一定の要因、リスク、不確実性の例を明らかにします。これらの要因、リスク、不確実性には、COVID-19が米国および世界の金融市場の変動性、米国および世界の経済状況全般およびGDP、ならびに当社の事業および人員に及ぼす影響がありますが、これに限定されるものではありません。このほか、実際の結果がムーディーズの予想と異なるものとなる原因となる可能性のある多くの要因には、国内および/または世界の資本市場における債券およびその他の証券の発行額に影響を及ぼす可能性のある信用市場の混乱または景気の低迷、国内および/または世界の資本市場における債券およびその他の証券の発行額に影響を及ぼす可能性のある規制、信用の質の問題、金利変動のほかにブレグジットや企業のLIBORからの移行に伴う不確実性に起因するものなどのその他の金融市場の変動を含むその他の事象、米国および米国外での合併・買収活動の水準、信用市場、国際貿易、経済政策に影響を及ぼす米国およびその他の国の政府による関税および貿易障壁に関連したものを含む行動の効果が不透明なこととその付随的帰結、当社の信用度あるいは独立信用格付機関の格付けの健全性または有用性に関する市場の認識に影響を及ぼす市場での懸念事項、他社による競合商品または技術の導入、競合他社および/または顧客からの価格圧力、新商品の開発と世界的な展開の成功度合い、NRSROに対する規制ならびに米国、州、地方の新たな法律や規制による影響の可能性、EUおよび諸外国における競争の高まりと規制強化の可能性、ムーディーズ・インベスターズ・サービスの格付け見解に関連する訴訟ならびに当社が対象となるその他の訴訟、政府および規制当局による諸手続、調査、審問のリスク、信用格付機関に不利な形で適用されることになる申立基準の修正につながる米国の法律および責任基準の修正につながるEU規則の規定、サービスの価格設定に対して追加的な手続や多大な要件を課すEU規則の規定および規制目的で使用されるEU外の格付けも対象とする監督権限の拡大、主要な従業員を失う可能性、当社の運営およびインフラの失敗または機能不全、サイバー脅威やその他のサイバーセキュリティー上の懸念事項に対する脆弱性、管轄税務当局による当社の世界的な税務計画の審査の結果、当社が事業を運営する法域で適用される情報保護・個人情報保護法、制裁法令、腐敗防止法、政府関係者への賄賂を禁止する現地法規を含む外国および米国の法律および規則を当社が順守しない場合に課される可能性のある刑事制裁または民事的救済のリスク、合併、買収または他の事業統合の影響およびそうした買収企業の統合を成功させる当社の能力、通貨および外国為替の変動、将来のキャッシュフローの水準、設備投資の水準、金融機関による信用リスク管理ツールに対する需要の減少などがあります。ムーディーズの実際の結果が将来見通しに関する記述で予期、表明、予想、期待または示唆されたものと大きく異なるものになる可能性のあるこれらの要因、リスク、不確実性、その他のリスクおよび不確実性は、現在COVID-19の流行拡大によって増幅されており、将来において増幅される可能性があり、2020年12月31日終了年度のフォーム10-Kによる当社の年次報告書のアイテム1Aのパート1の「リスク要因」のセクション、および当社が適宜SECに提出したその他の文書またはその付属書類あるいは本リリースの付属書類において詳しく説明されています。株主および投資家は、このような要因、リスク、不確実性が現実のものとなった場合、当社の実際の結果は将来見通しに関する記述で予期、表明、予想、期待または示唆されたものと大きく異なるものとなる可能性があり、これが当社の事業、業務の結果および財務状況に重要な悪影響を及ぼす可能性があることに留意してください。随時、新たな要因が生じる可能性がありますが、当社は新たな要因を予測することはできず、また新たな要因が生じた場合の当社への影響を評価することはできません。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。



businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20210518006023/ja/

連絡先
For Moody’s:
SHIVANI KAK
Investor Relations
+1 212-553-0298
Shivani.kak@moodys.comORJOE MIELENHAUSEN
Communications
+1 212-553-1461
joe.mielenhausen@moodys.com

プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ