RMBキャピタル:日本コロムビアのスピンオフ等の株主提案をフェイスに対し行いました
配信日時: 2021-05-12 08:00:00
RMBキャピタル:日本コロムビアのスピンオフ等の株主提案をフェイスに対し行いました
(シカゴ)-(ビジネスワイヤ) --RMBキャピタル(以下「RMB」といいます。)は、株式会社フェイス(コード番号4295、東証第一部、以下「フェイス」といいます。)発行済株式総数の約10%を保有する長期株主です。RMBは、2021年6月にフェイスにおいて開催される第29期定時株主総会(以下「本総会」といいます。)に向け株主提案を行いました。
フェイス株価の低迷は経営陣の責任です
RMBは、フェイス株価の低迷を放置している経営陣に非常に失望しています。実際、2017年に実施した株式交換による日本コロムビア株式会社(以下「日本コロムビア」といいます。)完全子会社後、経営陣が株主に約束した企業価値の向上は全く実現されておらず、その結果、フェイス時価総額は当時から約2割以上減少しています。
日本コロムビアを中心とするレーベル事業が安定的に利益を上げる一方、フェイス単体における闇雲な新規事業投資が赤字を垂れ流しています。コンテンツ、ポイント等の様々な事業が混在していることで、株式市場で適切な評価を受けられない、いわゆるコングロマリット・ディスカウントに陥っています。資本政策が非合理的です。多額の余剰資金が企業価値向上のために活用されていません。コーポレートガバナンスが形骸化し、企業価値向上のための施策を経営陣に促すに至っていません。RMBは、これらの問題を解決し、フェイスの企業価値を向上するために、本総会に向け三つの株主提案を行いました。
株主提案1:日本コロムビアのスピンオフIPO
日本コロムビア株式をフェイス既存株主に無償分配(スピンオフ)した上で、同社を独立した会社として東京証券取引所に株式公開・上場(IPO)させることを提案します。本提案が実行されれば、既存株主の皆様は、追加的な出資なしに、フェイス株式に加え新規上場する日本コロムビア株式を保有することになります。音楽ストリーミング市場の拡大など、日本の音楽市場規模が再拡大の兆しを見せている中、日本コロムビアは単独上場することでより高い企業価値で評価されるとRMBは考えます。既に数年前から音楽市場が再拡大している海外では、音楽レーベル事業の再評価が行われています。例えば、ワーナーミュージックグループはEV/EBITDA倍率で約20倍の評価を得ています。また、株式公開を予定しているユニバーサルミュージックグループは、同倍率で約30倍の株価が想定されています。一方、日本コロムビアを含むフェイスグループは、保有現預金以下の株価、すなわち、事業価値がマイナスであるという評価に甘んじている状況です。しかし、日本コロムビアはフェイスに完全子会社化された2017年以降も、音楽版権管理、アーティストマネジメント事業等により、年間売上140億円程度を安定的に維持しており、また、コロナ感染の拡大にもかかわらず黒字を確保している優良企業です。日本コロムビアが単独で株式上場し、仮にEV/EBITDA倍率で10倍程度の保守的な評価を受けたとしても、全体としての時価総額は現在の倍以上、一株あたり少なくとも2000円程度まで評価される可能性があるとRMBは考えます。さらに、単独上場を行うことで、事業展開の迅速化、柔軟な資金調達など、日本コロムビアが様々なメリットを享受することができ、同社の企業価値が継続的に拡大することが期待できます。株主提案2:大規模な自己株式の取得
フェイスにおいて2百万株(発行済株式総数の約14.5%)、上限18億円という大規模な自社株取得を実施することを提案します。フェイス単体で多額の現預金(2020年3月現在、約34億円)を保有していることから、上記自己株式の取得は十分実現可能です。株主提案3:RMBからの社外取締役派遣
少数株主の視点に立った社外取締役を選任し、上記提案を含む企業価値向上のための施策を実現します。RMBの提案する候補者(細水政和氏、RMBキャピタルパートナー)はこれまで様々な投資先企業に対し少数株主の立場から忌憚のない意見・提案を行っていることから、フェイスの企業価値向上に貢献できる最適な社外取締役候補と言えます。同候補者は、2019年6月にフェイスにて開催された第27期定時株主総会において、経営陣の反対推奨にもかかわらず、国内外の有力機関投資家を含む33.1%の少数株主から賛同を得ております。本件に関するRMBの過去のリリースについては、フェイスへの提言をご覧ください。
businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20210511006246/ja/
連絡先
本件に関するお問い合わせ先
RMBキャピタル
李日華
japan@rmbcap.com
プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ
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