法執行機関向けソフトウェア市場、2026年までに248億2,400万米ドル到達見込み

プレスリリース発表元企業:株式会社グローバルインフォメーション

配信日時: 2021-05-11 12:00:00


株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「法執行機関向けソフトウェア市場:2020年~2026年」 (Homeland Security Research Corporation) の販売を5月10日より開始いたしました。

世界がよりデジタル化していく中で、警察やその他の第一次対応者も同様に適応していかなければなりません。警察にとって情報は生命線であり、日々の仕事を成功させるためには、どこからでもリアルタイムに情報を収集し、保存し、分析する能力が不可欠です。さらに、COVID-19が発生して以来、病気の蔓延を遅らせるために、多くの対面式の仕事がリモート化されています。遠隔地での仕事をサポートするために、あるいは単にバックアッププランとして、公共安全機関は、シームレスに仕事を続けることができるデジタルソフトウェアやウェブベースのアプリケーションの導入を急ぐ必要があります。

法執行機関のソフトウェア・エコシステムは、大きく2つのセグメントに分けられます。
パブリック・コンタクトとコマンド&コントロール、そして調査と諜報です。

パブリック・コンタクトとコマンド&コントロールのソフトウェアソリューションには、6つの主要セグメントがあります。
・統合通信制御システム(ICCS)、CRMおよびPSIM
・ビデオ管理ソフトウェア(VMS)
・コンピュータ支援型ディスパッチ(CAD)
・地図作成およびGIS
・自動車両位置情報(AVL)
・その他、指揮統制センター運営に必要なソフトウェアライセンス、サーバー、ストレージ、通信ハードウェア、ブロードバンドネットワーク、カスタマープレミス機器などの技術

CAD、コールテイキング、音声(無線)ディスパッチ、VMS、GISなどの伝統的なコマンド&コントロール機器の市場は、2019年から2026年にかけて7.31%の緩やかなCAGRで成長すると予測されています。これは主に、市場の一部(CADなど)が統合されたことや、技術やベンダーの存在感の点で成熟した市場であることによるものです。ICCS、PSIM、VMSのセキュリティ管理プラットフォームは、特に大規模な統合や地域的な展開、米国のFirstNetやNG911プロジェクトのようなブロードバンドネットワークの展開に伴って、より強い推進力を発揮すると推測されます。さらに、クラウドやモバイルの導入が一般的になるにつれ、クラウドを介して提供されるアプリケーションやソリューション、分析や予測のためのソリューションを提供する小規模でニッチな企業が新たに市場に参入してくることが予想されます。

調査・諜報ソフトウェアソリューションには、以下の6つの主要セグメントがあります。
・記録管理システム(RMS)
・ボディウェア/車載カメラ
・フォレンジックケースマネジメント
・犯罪分析と予測警察活動
・デジタル証拠管理
・デジタル/モバイルフォレンジック

法執行機関向けの諜報・調査ツールおよびソフトウェアの市場は、指揮統制分野よりもはるかに高い成長率が見込まれており、CAGRは13.4%に達しています。記録管理システム(RMS)ソリューションが最大のシェアを占めており、今後も最大のシェアを維持すると予測されています。しかし、その他のテクノロジーは、より速いペースで成長すると予想されます。法執行機関がより多くのデータを迅速に収集・分析することを可能にする、新しい調査・諜報ソフトウェア技術の出現が、市場を押し上げると予想されます。身体装着型カメラ、デジタル(モバイル)フォレンジック、犯罪分析、予測型ポリシング、合法的傍受などの比較的新しいソリューションは、より一般的になり、主要な成長エンジンになると予想されています。


【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/hom981879-law-enforcement-software-market-law-enforcement.html

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