配送ロボットの市場規模、2026年に9億5700万米ドル到達予想

プレスリリース発表元企業:株式会社グローバルインフォメーション

配信日時: 2021-05-10 14:00:00


株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「配送ロボットの世界市場・COVID-19の影響 (~2026年):積載量 (10 kg未満・50 kg超)・コンポーネント・ホイール数・エンドユーザー産業 (食品&飲料・小売・郵便)・地域別」 (MarketsandMarkets) の販売を5月7日より開始いたしました。

配送ロボットの市場規模は、2021年の2億1200万米ドルからCAGR35.1%で成長し、2026年には9億5700万米ドルに達すると予想されています。ラストワンマイル配送における配送コストの削減や、ベンチャー企業の資金調達の増加などが、配送ロボット市場の成長を促進する主な要因です。 また、電子商取引市場の成長も、同市場の成長を促進する要因となっています。

COVID-19が配送ロボット市場に与える影響

致死性の呼吸器疾患であるCOVID-19パンデミックの出現は、世界的な問題となっており、配送ロボット市場の成長にも影響を与えています。ヘルスケア、食品・飲料、小売業などの主要な垂直市場向けの配送ロボットの売上は、2020年度には10~15%増加すると予想されています。配送ロボットは人間の介入を必要としないため、各国政府が課したソーシャルディスタンスの確保が成長の原動力となっています。この状況下、配送ロボットは飲食業界中心に採用され、レストランからの宅配の受け取りや、食料品の買い出しなどに使われています。

牽引要因:ラストワンマイル配送における配送コストの削減

ほとんどのサプライチェーンでは、倉庫や配送拠点からエンドユーザーまでの製品配送の最終段階が、製品の総輸送コストの約28%を占めています。ラストワンマイル配送に影響を与えるその他の要因としては、都市部の渋滞、遠隔地への配送、不正確な住所情報、特定困難な目的地、オンデマンド配送を提供するための労働力不足などが挙げられます。電子商取引の世界では、顧客は要求が厳しいだけでなく、高品質の商品をより安く購入したいと考えています。電子商取引に自律型配送ロボットが導入されれば、顧客の利便性が向上し、コスト削減のみならず、競争環境も大きく変化すると考えられます。

抑制要因:配送ロボットの運用に関わる厳しい規制

宅配ロボットは、歩行者専用の公共交通機関を利用するため、法的規制の枠組みの下で運用されなければなりません。欧米のほとんどの法的機関は、配送ロボットが利用者や近隣の人間に損害や傷害を与えた場合、過失による不法行為の責任は、製造者に負わせています。

【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/mama999536-delivery-robots-market-covid-impact-by-load.html

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