アメリカン・エキスプレス、商用旅行に関する新たな合弁会社の設立を計画

アメリカン・エキスプレスの重要な連携を維持しながら、デジタル機能への投資拡大からメリットを得る合弁事業

（ニューヨーク）- （ビジネスワイヤ） -- アメリカン・エキスプレス・カンパニー（NYSE：AXP）は本日、グローバル・ビジネス・トラベル（GBT）事業部の変革加速を目的として合弁会社を設立する計画を発表しました。アメリカン・エキスプレスは、セルタレスが率いる投資家グループとの間で共同所有予定の合弁事業の案に関して協議を行っています。セルタレスは、旅行業界での豊富な経験を持つ上級経営幹部が経営する企業です。GBTの業務、取引関係、その他の資産は、合弁事業体が所有・運営する予定です。この合弁事業取引により、一連の商品・サービスのさらなる強化、新規顧客の獲得、お客さまに付加価値を提供するための国際的成長に向けて、GBTの投資能力が拡大するものと期待されています。

現在の計画では、アメリカン・エキスプレスは、アメリカン・エキスプレス・グローバル・ビジネス・トラベル・ブランドの下で事業を継続するこの合弁事業の50%の持ち分を所有し、セルタレスが率いる投資家グループが残りの50%の持ち分を所有します。投資家グループは計7～10億ドルを投資し、合弁会社はGBT事業を成長させるためにその資金を使用します。正式契約の締結と必要な規制当局やその他の承認を受けることを条件として、この取引は2014年第2四半期に完了する予定です。その時点で、アメリカン・エキスプレスは利益を計上する予定です。

取引完了に伴い、GBTの従業員は、アメリカン・エキスプレスと投資家グループが任命する代表者と選ばれた独立取締役を含む取締役会が経営する新組織に異動する予定です。当事者が取引完了に向けて作業を進める間、GBTの経営陣は現職にとどまり、GBTの法人顧客のニーズに応えることに集中します。アメリカン・エキスプレスは、GBTとアメリカン・エキスプレスの他の事業ユニットが抱える相互のお客さまに継続的にサービスを提供し、緊密に連携していくために、包括的な商業契約も締結する予定です。

アメリカン・エキスプレスでグローバル・コーポレート・サービスのグループ社長を務めるスティーブン・J・スクエリは、次のように述べています。「私たちは、当社の法人向け旅行事業の変革に関する取り組みを強力に進展させてきました。今年初めに発表したこの変革の第1段階は、当社の技術・インフラの前進を通じてGBT内のコスト構造を削減することに焦点を当てたものでした。当社が設立を予定している合弁事業は、この変革の次の段階となります。その目的は、既存顧客の変化するニーズへの対応、新規顧客の獲得、海外事業の継続拡大に役立つ新たな商品・サービス・能力を開発するために追加的投資を行って事業成長を加速させることです。商用旅行商品の拡大は、GBTの成長に貢献するだけでなく、当社の法人向け決済事業のお客さまにも付加価値を提供でき、その成長加速にもつながると期待しています。私たちは、この組織によって、お客さまへのメリット提供、世界クラスの人材の確保、長期的成功の達成に向けた優れた機会が実現すると確信しています。」

100年以上にわたり、旅行はアメリカン・エキスプレスに欠かせない要素であり、商用旅行業界で強力な存在感を維持することには当社にとって戦略的価値があります。世界138カ国に事業拠点とネットワークパートナーを持つGBTは、包括的なネットワーク、サービスの信頼性、深い知見を提供しており、当社のお客さまの法人旅行費用は190億ドルを超えています。新たな合弁事業は、自己資金をこの事業に投資する一方で、アメリカン・エキスプレス・コーポレート・カードの発行や企業間決済ソリューションの提供を担当するグローバル・コーポレート・ペイメンツなど、アメリカン・エキスプレスの他の事業ユニットとの連携を維持し、その顧客関係を活用していきます。

カード会員やその他の消費者に旅行のメリットやサービスを提供するアメリカン・エキスプレスの消費者向け旅行事業は、この取引案には含まれません。

アメリカン・エキスプレスについて

アメリカン・エキスプレスは、人生を豊かにし、ビジネスの成功を築く商品・情報・体験を提供する世界的サービス企業です。詳細については、americanexpress.comをご覧ください。また、facebook.com/americanexpress、foursquare.com/americanexpress、linkedin.com/companies/american-express、twitter.com/americanexpress、youtube.com/americanexpressで、当社の最新情報をご入手いただけます。

商品・サービスへの主なリンク：チャージカードとクレジットカード、ビジネスクレジットカード、旅行サービス、ギフトカード、プリペイドカード、加盟店向けサービス、商用旅行、法人カード

アメリカン・エキスプレス・グローバル・ビジネス・トラベルについて

商業と旅行の両分野に対応するアメリカン・エキスプレス・グローバル・ビジネス・トラベルは、お客さまに包括的なネットワーク、サービスの信頼性、深い知見を提供し、人々と企業の前進を支えています。アメリカン・エキスプレス・グローバル・ビジネス・トラベルは、有数の旅行ソリューション、総合コンサルティングサービス、独自調査、エンドツーエンドの会議・イベント機能を提供しています。これらの革新的な商品により、お客さまの旅行・会議に関する投資リターンの最適化を実現しています。詳細はwww.americanexpress.com/businesstravelをご覧ください。

アメリカン・エキスプレス・グローバル・ビジネス・トラベルは、世界138カ国に拠点を持つ世界最大級の旅行代理店ネットワークに属しています。

将来見通しに関する記述についての情報

本リリースには、将来の出来事ならびに当社の事業計画および業績に関する経営陣の期待を反映した将来見通しに関する記述が含まれます。これらの将来見通しに関する記述は、リスクおよび不確実性の影響を受けます。「確信する」、「見込む」、「期待する」、「意図する」、「計画する」、「予定である」、「かもしれない」、「はずである」、「可能性がある」、「だろう」の文言および類似表現は、将来見通しに関する記述を識別するためのものです。お読みになる際には、これらの将来見通しに関する記述に過度の信頼を置かないようご注意ください。これらは、発表時点の情報を記述したものに過ぎません。アメリカン・エキスプレスは、いかなる将来見通しに関する記述も更新または改訂する義務を一切負いません。これらの将来見通しに関する記述と大きく異なる実際の結果をもたらし得る要因には、継続的な交渉、継続的な評価、取締役会および規制当局の承認ならびに協議要件など、合弁会社の設立、取引文書の締結および取引完了の可能性および時期に影響を与える出来事、合弁会社への投資に資金を供給する潜在的投資家の能力、合弁事業が最終的に調達する資金の量および資産が合弁会社に移される時期など、本取引の結果としてアメリカン・エキスプレスが行う利益計上の時期および規模に関連する不確実性、法人向け決済事業の成長加速を含め、法人向け旅行事業の変革および成長を加速させる本取引の能力や本取引を受けて合弁事業とアメリカン・エキスプレスの業務間の戦略的連携を実現する能力など、本取引に関連する基礎的前提が不正確または実現されないと判明すること、ならびに追加的な投資能力を首尾よく実現して本取引完了に合わせて一連の商品およびサービスの強化を実現する合弁事業の能力が含まれますが、これらに限定されるものではありません。こうした要因のさらなる説明は、2012年12月31日終了年度のフォーム10-Kによるアメリカン・エキスプレスの年次報告書、2013年3月31日締めおよび6月30日締めの3カ月間のフォーム10-Qによる四半期報告書、ならびに当社が証券取引委員会（SEC）に提出したその他の報告書に記載されています。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。





連絡先
American Express
Christine Elliott, 212-640-0622
christine.s.elliott@aexp.com
Diana Postemsky, 212-640-9203
diana.c.postemsky@aexp.com

プレスリリース情報提供元：ビジネスワイヤ