uAvionixのping200Xは世界で初めてFAA TSO認証を取得したドローントランスポンダー

uAvionixのping200Xは世界で初めてFAA TSO認証を取得したドローントランスポンダー

（米モンタナ州ビッグフォーク）-（ビジネスワイヤ） -- 無人航空機システム（UAS）向け通信・航行・監視（CNS）ソリューションのリーダー企業であるuAvionixは本日、当社の主力製品であるUAS向けモードS ADS-B OUTトランスポンダーとなるping200Xが、FAAから技術基準書（TSO）認証を取得したと発表しました。ping200Xは、uAvionixが開発した画期的な小型・軽量・低消費電力（SWaP）の航空電子機器を長年にわたり進化させ、これらに投資してきた集大成であり、民用・防衛用の有人・無人航空機での使用が認められています。

本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。：https://www.businesswire.com/news/home/20210409005113/ja/

ping200X is the world's first TSO Certified drone transponder. (Graphic: Business Wire)

重量がわずか50グラムのping200Xは、200ワットの送信出力を実現しながらも、航空機の電源からは平均で1.5ワットしか取り出しません。こうした特性により、エネルギー消費を最小限に抑えながら、飛行時間を延ばし、ペイロードを増やすことができます。ping200Xは、uAvionixのSBAS GPSであるtruFYXと併用すれば、世界の管制空域の要件を満たし、航空交通管制（ATC）、空中衝突防止装置（TCAS）、検知・回避システム（DAA）に安全な間隔確保の情報を提供します。

ADS-Bとトランスポンダーの技術は、多目的空域におけるUASの統合にとって重要な要素です。UAVのリモート識別に関するFAAの最近の規制では、Part21認証を受けた航空機は、合法的な運用のために、リモートIDデバイスもしくはADS-B OUTトランスポンダーまたは両方を装備しなければならないと定めています。また、FAA のアッパークラスEの交通管理（ETM）向け運用コンセプトには、高層大気圏での調整を実現する重要技術としてADS-BとモードSトランスポンダーが記載されています。

ping200Xは、下記のTSOが認証されたモードSトランスポンダー、ADS-B OUT、高度エンコーダーを組み合わせて搭載しています。

TSO-C112e (モードSトランスポンダー)TSO-C166b（ADS-B OUT拡張スキッター）TSO-C88b (高度エンコーダー)クリスチャン・ラムゼイ社長は、次のように述べています。｢認証済みの航空電子機器は、航空が何十年にもわたって最も安全な輸送形態であり続けることを可能にしたのと同じ高い基準でシステムが機能することを保証します。これは空域を利用する他のユーザーと情報交換するトランスポンダーやADS-Bのようなシステムの場合、一層重要です。規制当局やANSPは、航空機の安全な間隔を確保するため、TSOが提供する設計保証と品質保証を求めています。」

ping200Xは、多くの一般的なUAS搭載オートパイロット機能と統合可能で、地上管制局（GCS）からの動的な制御を実現します。またping200Xは飛行前の事前設定とペイロードとしての可搬が可能です。uAvionixのミニコントローラーは、コックピット・トランスポンダ－・コントローラーの機能を再現することで、離陸前にスコークコードをダイヤル入力することができ、より迅速な統合と素早い配備を実現します。

ping200Xの詳細と見積もりのご依頼については、uAvionix.com/products/ping200X/をご覧ください。

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連絡先
Christian Ramsey
squawk@uAvionix.com

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