ユニフラックスが新しい触媒製品のEco-lytic™を発表 - 自動車の排出ガスを削減するためのよりクリーンで効率を高めた軽量化ソリューション

プレスリリース発表元企業:Unifrax

配信日時: 2021-04-09 03:37:00

ユニフラックスが新しい触媒製品のEco-lytic™を発表 - 自動車の排出ガスを削減するためのよりクリーンで効率を高めた軽量化ソリューション

クリアレイク・キャピタルの支援を受けたユニフラックスの新しいナノ構造アルミナ触媒担体技術は、ESGに力点を置く自動車メーカーに、より環境に配慮した触媒転換の選択肢を提供

(米ニューヨーク州バッファロー)-(ビジネスワイヤ) -- 高性能特殊材料の大手メーカーであるユニフラックスは本日、運輸市場向けの新しいナノ構造アルミナ触媒担体技術となるEco-lytic™ by Unifraxを発表しました。自動車の触媒コンバーター内で使用するEco-lytic触媒担体繊維は、既存の触媒コンバーターに取って代わるか、既存のシステムへ追加することで、排出ガスの削減を強化し、貴金属や原材料の使用量を削減するとともに、車両重量の削減によるエネルギー使用量の削減を促進するように設計したものです。本ソリューションは、より環境に配慮したエンジンのライフサイクル期間を延ばし、自動車メーカーが一層厳しくなる環境・社会・ガバナンス(ESG)の基準や規制に対応できるようにするとともに、市場が電気自動車(EV)に移行する中で、大幅なコスト削減を実現できるように設計されています。

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Eco-lyticは現在、幾つかの世界的な自動車メーカーが高度な試験を行っています。中間的な結果によれば、本ソリューションは、従来のシステムと比較して、触媒担体の重量を最大80%削減し、白金族金属の担持量を最大40%削減できることが示されています。これは触媒性能のライトオフが早まることで、効率の向上につながります。ユニフラックスは、2021年後半に商業生産設備を稼動させる予定です。

ユニフラックスの研究開発担当シニアバイスプレジデントを務めるチャド・キャナンは、次のように述べています。「自動車メーカーや規制当局は、温室効果ガスの排出量削減に加え、電気自動車やプラグインハイブリッド車へ移行する取り組みに力点を置いており、運輸業界は途方もない変革を経験している最中です。この移行は一夜にして起こるものではなく、業界はより環境に配慮したフットプリントに移行するまでのつなぎとして役立つ短期のソリューションを是非とも必要としています。Eco-lyticはそうしたソリューションであり、私たちが今日必要としている変革的取り組みの例です。Eco-lyticは、大型・小型、可搬式・据え置き型に関係なく、従来のあらゆるエンジンを根底から覆すものとなる立場にあります。当社の製品は、排出ガスの削減を強め、貴重な原材料の必要性を低減し、より環境に配慮したエンジンのライフサイクルを延ばすとともに、車両重量の削減を通じてより持続可能なカーボンフットプリントを推進できるように設計しています。」

柔軟性のあるEco-lyticの構造は、効率およびコスト節約という利点を提供するだけでなく、運輸業界のパートナーやメーカーに独自のパッケージング選択肢を提供します。ユニフラックスは、既存の技術で不可能な場所にフィットするよう、形状やサイズをカスタマイズして、Eco-lytic製品を個々のパートナーのニーズに合わせる能力を持っています。

ユニフラックスの社長兼最高経営責任者(CEO)であるジョン・ダンドルフは、次のように述べています。「ユニフラックスは一貫して、世界をより環境に配慮して、よりクリーンで、安全性を高めた場所にするという使命を追求しています。当社は、電池と技術ソリューションの充実したポートフォリオを通じて、業界によるEVへの移行を支えてきました。こうしたポートフォリオには、最近発表したSiFab™(リチウムイオン電池のエネルギー密度を大幅に向上させる専有的なアノード技術)、AGMセパレーター材料、大型リチウムイオン・ガラス・セパレーター、熱暴走防止中間材、電池コンパートメント火災防止システム、そして今回のEco-lyticが含まれます。業界がEVに移行している中、Eco-lyticは、触媒コンバーターの重量とコストを削減し、貴金属や原材料の使用量を減らすとともに、従来型エンジンの環境影響を最小限に抑えるための素晴らしいつなぎ役となります。このようにEco-lyticは、ユニフラックスの使命に沿った排出量管理の新時代を切り開く専有的なソリューションとして独自性を持っています。」

Eco-lyticは、繊維を基盤とする技術および製造を手掛けてきたユニフラックスの深い歴史に根ざしており、触媒担体の分野におけるユニフラックス初の技術です。特殊セラミック繊維を発明したユニフラックスは、75年以上にわたり、電気自動車、航空宇宙、化学処理など、世界中の先端産業向けにエンジニアリング無機材料を開発し、大規模に供給してきた実績があります。

ユニフラックスは、2021年4月13~15日に開催されるSAEのWCXデジタルサミットの期間中、関心のある参加者とEco-lytic技術について意見交換するための応対が可能です。Eco-lyticの詳細情報については、www.unifrax.comをご覧ください。

ユニフラックスについて

ユニフラックスは、先進的用途で使用される高性能特殊材料の開発と製造を行っています。高温産業用遮蔽、電気車両、エネルギー貯蔵、濾過、火災防止など、多数の用途が存在します。ユニフラックスの製品は、人間、建物、設備におけるエネルギーの節約、汚染の削減、安全の改善を最終目標として設計されており、応用的課題のためのグリーンでクリーンで安全なソリューションを顧客に届ける努力を続けています。ユニフラックスは、12カ国の37カ所に製造施設を持ち、世界で2700人を超える従業員を雇用しています。詳細情報は、www.unifrax.comでご覧いただけます。最新情報については、ツイッターリンクトインフェイスブックでのフォローをお願いいたします。,

クリアレイクについて

クリアレイク・キャピタル・グループは、2006年に設立された投資会社であり、プライベート・エクイティ、クレジット、その他の関係戦略にわたる統合的事業を実施しています。セクター重視のアプローチを取る当社は経験豊富な経営陣のパートナーとなることを目指し、クリアレイク・キャピタルの経営改善アプローチ(O.P.S.®)から恩恵を受けることが可能なダイナミックな事業に辛抱強い長期の資本を提供しています。当社の中心的対象セクターは、産業、テクノロジー、消費者です。クリアレイクは現在約350億ドルの資産を運用し、その上席運用プリンシパルは、300件を超える投資を主導あるいは共同主導してきました。当社は、サンタモニカとダラスにオフィスを構えています。詳細情報は、www.clearlake.comとツイッター(@ClearlakeCap)でご覧いただけます。

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Deborah L. Myers
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jhurson@lambert.com
845.507.0571

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