ロビットが工業製品向けに汎用型のAI外観検査ロボット「TESRAY Sシリーズ」を開発し、提供を開始
配信日時: 2021-04-07 10:00:00
独自開発の多軸ロボット・撮像モジュール・AIアルゴリズムによって、3次元形状のワーク(対象物)の微細な異常、寸法では判断できない官能的な検査基準に対応
AI技術をロボティクスに実装し社会課題の解決を進める株式会社ロビット(代表取締役:新井雅海 所在地:東京都板橋区)は、自動車内装/外装部品をはじめとした様々な工業製品の外観検査工程の自動化を進める汎用型のAI外観検査ロボット「TESRAY Sシリーズ」を開発し、提供を開始したことを発表いたします。
AI外観検査ロボット外観
[画像1: https://prtimes.jp/i/20284/20/resize/d20284-20-130349-0.png ]
操作画面UI(AIアルゴリズムによる異常検出時)
[画像2: https://prtimes.jp/i/20284/20/resize/d20284-20-232839-3.png ]
(5つの特長)
1 樹脂/金属/繊維等の素材、射出成形/プレス/メッキ/塗装等の製法/加工といった様々な工業製品を対象に外観検査の自動化が可能
ラメ加工等の製品ごとに異なる模様、光の乱反射の影響をうける透明部品においても多数の実績
2 6軸(最大12軸)の検査ロボットによって、3次元形状のワークに対応し、高さ/厚みがある部品や窪み/R部にも対応
外観検査に最適化したロボットを独自開発しているため、特異点やケーブルの取り回しによる可動領域制限が存在しない
ワークに最適化するために、ロボットの軸を追加する等の検査範囲のカスタマイズ対応も可能
結果、一般的に検査の見逃しが発生しやすいリブ/R部/意匠部上の異常に関しても安定した検出精度を実現
3 自動車部品メーカーの検査品質に対応したAIアルゴリズムを実装
極小サイズの異常や、寸法ではない”目についたら異常”といった曖昧な官能検査基準に対応
4 独自開発のロボットティーチング機能により、多品種小ロットの生産品への対応も容易
直感的なGUIによってどなたでも簡単にワークのティーチング操作可能
5 工場内の既存の生産設備との連動、前後工程とのスムーズな繋ぎ込みのためのカスタマイズ開発にも対応
既に、大手自動車部品メーカー様の本番ラインに初号機を導入し、外観検査工程の自動化を実現しております。導入事例に関しましても後日リリースを予定しております。
・ロビット公式サイト
(https://robit.co.jp/)
■会社概要
[画像3: https://prtimes.jp/i/20284/20/resize/d20284-20-847007-4.png ]
社名:株式会社ロビット
代表取締役:新井雅海
所在地:東京都板橋区
設立:2014年6月
業務内容:ロボット、精密機器、関連するハードウェア、部品及びソフトウェアの設計、製造、販売
URL:https://robit.co.jp
■ロビットの提供価値
ハードとソフトのクロス・ソリューション
私たちは、現場を知りつくす高度なハードウェアと最先端のソフトウェアをかけ合わせ、
AI、ロボティクスなどの力で企業・社会の課題を解決します。
「ハードとソフトの融合」。
この理想を真に実現し、真に相乗効果を生み出せている企業は、まだ、世界にもほとんどありません。
私たちは必要な人材・設備の両面を自社内にそなえ、専門や職種の枠を超えて常に議論し、
交流し、ノウハウを共有。これまでにないソリューションをワンストップでかたちにします。
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