PWパワーシステムズが三菱パワーエアロ(Mitsubishi Power Aero)に社名変更、さらなる企業統合をはかる

プレスリリース発表元企業:Mitsubishi Power Americas

配信日時: 2021-04-05 10:30:00

PWパワーシステムズが三菱パワーエアロ(Mitsubishi Power Aero)に社名変更、さらなる企業統合をはかる

PWパワーシステムズは、オンデマンドエネルギーソリューションのイノベーターおよびグローバルリーダーとして、世界中の重要なエネルギーニーズに応じてカスタマイズされた高速起動が可能で柔軟性の高い航空転用ガスタービンを、60年にわたり提供してきました。
三菱パワーのブランドを戴くことは、三菱パワーの全世界の製造、営業、マーケティング、財務、サービス、およびプロジェクト遂行に関わる活動拠点を統合するためのより広範な取り組みの一環です。


(米フロリダ州レイクメアリ)-PWパワーシステムズは、本日、三菱パワーエアロ(Mitsubishi Power Aero)に正式に社名変更しました。三菱パワーのブランドを戴くことで、航空転用ガスタービンの顧客にもメリットを提供するというシナジー(相乗効果)を及ぼしていく広範な取り組みの一環です。三菱パワーエアロは、親会社の三菱パワーが有するリソースと技術の活用を通じて、航空転用製品・サービスのポートフォリオの優位性をさらに強化します。

三菱パワーエアロの社長兼CEOのRaul Pereda(ラウル・ペレーダ)は、次のように述べています。「三菱パワーの世界におけるサプライチェーンを活用して、発電設備の新設からアフターサービスまで手掛けていきます。エンジニアリングチームは力を合わせて、水素燃料、遠隔監視機能、インテリジェントソリューションTOMONITMを活用したアプリケーションなどにより、ガスタービンの競争力を高めていくほか、より広範なグループの財務リソースに基づいた、お客様により柔軟なコマーシャル・ソリューションを提供します。お客様との連携を通じて、最も必要とされているときに電力を供給できるようにしたいと考えています」。

社会の電化がグローバルで進み、信頼性の高いエネルギーに対する需要が全世界で高まるなか、航空転用ガスタービンにより供給される需要に即応した電力の役割はますます重要となります。電力不足による社会・経済的負担が増大する一方、再生可能エネルギーの急速な普及、異常気象、交通の電化、エネルギー貯蔵、水素などの代替燃料、その他の複合的な要因により、電力システムも複雑さを増しています。三菱パワーが提供する柔軟性に優れた発電ソリューションは、顧客が多様なエネルギー需要のバランスをはかるために不可欠なものです。

三菱パワー・アメリカ(Mitsubishi Power Americas, Inc.)の社長兼CEOを務めるPaul Browning(ポール・ブローニング)は、次のように述べています。「オンデマンド電力は、三菱パワーがお客様にトータルソリューションを提供する際の重要な要素です。FT8® MOBILEPAC®ユニット(航空転用パッケージ方式の可搬型ガスタービン発電設備)は、ターンキーで速やかに電力を供給します。また、FT4000® SWIFTPAC®ガスタービンは、風力や太陽光などの断続的な再生可能エネルギーの利用を増やしたいお客様に、非常に柔軟なかたちで電力を提供します。エネルギーの脱炭素化が全世界で加速するなか、航空転用発電は供給力を確保していく上で不可欠なものです。三菱パワーのサプライチェーン、製造、エンジニアリング、マーケティング、営業、サービス、財務の強みと、三菱パワーエアロの製品、サービス、ターンキープロジェクト遂行能力の統合に期待を寄せています。私たちはともに、お客様と連携して“電力の変革”を実現します」。

三菱パワー・アメリカについて

米フロリダ州レイクメアリーに本社を置く三菱パワー・アメリカでは、2,000人以上の発電、エネルギー貯蔵、デジタルソリューションのエキスパートや専門家を擁しています。当社の従業員は、北米と南米における人類の繁栄を促進し、お客様が手頃な価格で確実に気候変動に取り組めるよう注力しています。三菱パワーの発電ソリューションは、天然ガス、スチームパワー、航空転用、地熱、分散型再生可能エネルギー技術、環境管理、サービスなどを提供します。エネルギー貯蔵ソリューションには、グリーン水素貯蔵システムや電池エネルギー貯蔵システムなどが含まれます。また三菱パワーでは、発電設備の自律的な運用と維持を可能にするデジタルソリューションも提供しています。三菱パワーは、三菱重工業の完全子会社です。東京に本社を置く三菱重工は、世界トップクラスの重機メーカーの1社です。エンジニアリング事業と製造事業は、エネルギー、インフラストラクチャー、輸送、航空宇宙、防衛など多岐にわたっています。詳しくは、三菱パワー・アメリカのホームページをご覧ください。

三菱パワーエアロについて

米コネティカット州グラストンベリーに本社を置く三菱パワーエアロは、三菱パワー・アメリカのグループ会社で、世界の発電事業者、産業、石油およびガス(O&G)業界のお客様に高速起動が可能なオンデマンドの電力ソリューションを供給するリーダー企業です。出力30~140 MWの航空転用ガスタービン・パッケージ、カスタマイズされた対応力の高いアフターマーケットサービス、ターンキーEPC(設計・調達・建設)取りまとめの専門性、バッテリーストレージをはじめとする、柔軟性の高いカスタマイズ製品・サービスを提供しています。電力需要が増え、さらなる再生可能エネルギーがパワーグリッドに追加されるなか、三菱パワーエアロは、エネルギーセキュリティを世界のお客様に提供する重要な役割を引き続き果たしていきます。aero.power.mhi.comをご覧ください。



businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20210404005008/ja/

連絡先
Stefan L. Zavatone
stefan.zavatone@aeropowermhi.com
860-368-5499

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