ゼロエンタープライズ・ジャパン設立 零式艦上戦闘機(零戦)、日本里帰りプロジェクト9月より本格再始動! “日本人所有の零戦を日本人パイロットの操縦により日本の空に”

プレスリリース発表元企業:株式会社ゼロエンタープライズ・ジャパン

配信日時: 2013-09-04 10:30:00

株式会社ゼロエンタープライズ・ジャパン(本社所在地:東京都品川区、代表取締役:唐木 芳典)は、米国法人Zero Enterprise Inc.(本社所在地:米国デラウエア州、CEO:石塚 政秀)が所有する零式艦上戦闘機(以下、本機)を日本国内で運用することを目的に2013年9月4日に設立され、同年9月中旬より本機の日本への里帰りプロジェクトを本格的に再始動します。


■本機について【22型 機体番号 「三菱第3858号」】
※本機写真: http://www.atpress.ne.jp/releases/38424/1_1.jpg

現在、飛行可能な零戦の復元機体(飛行不能な機体は含みません)は、世界で4機実在するとされ、全てが米国籍です。本機は、その4機の中の1機で三菱重工業製の22型(機体番号:三菱第3858号)で、米国法人Zero Enterprise Inc.が現在所有しています。ニューギニアで発見された機体を米国に移送して、飛行機収集家のボブ・ハンナー氏が資金を提供し、マネージャーのブルース・ロックウッド氏が当時の設計図を基に、リバースエンジニアリングの粋と関係者の情熱を掛けてA6-M3の零戦22型と同じ仕様に合計38万時間という作業時間を要して飛行可能にした機体です。Pratt & Whitney社製のエンジンを搭載し、米国CAF(Commemorative Air Force)に保管されています。
CAFは、教育や趣味ために、米国およびその他諸国の航空機や戦闘機のコレクションを維持するために設立された団体です。
※CAFのWebサイト: http://commemorativeairforce.org/


■株式会社ゼロエンタープライズ・ジャパン設立の目的と活動の概要
当社は、本機の98%の所有権を持つ米国Zero Enterprise Inc.と2013年9月中に業務委託契約を締結し、次の事業を同年9月中旬より展開します。

・零戦「里帰りプロジェクト」の実行
米国保管の本機を日本へ里帰りさせる。

・本機の保管と管理
本機体を安全に保管し、良好な状態を維持できるよう適切にメンテナンスを実施する。

・本機運用窓口
主に国内からの各種問い合わせやレンタル、イベント参加、撮影利用などの窓口業務を実施する。

・ファン(サポート)クラブの設立
飛行機、零戦ファンなどを中心にファン(サポート)クラブを設立し運営する。

ゼロエンタープライズは、本機の保管、管理を実施すると共に、自治体等のイベントへのレンタルや撮影、ファン(サポート)クラブの運営などで年間5,000万円の売上を目標としています。


■零戦「里帰りプロジェクト」について
石塚 政秀(現Zero Enterprise Inc. CEO)が、2008年に日本のある自治体からの要請に応える形で「里帰りプロジェクト」を始動し、本機をボブ・ハンナー氏より購入。翌2009年のリーマン・ショック等を機に経済的負担を理由に一旦同プロジェクトは解散。同年、石塚がZero Enterprise Inc.を米国に設立し、本機の所有権を取得。2012年9月に東京都内にて「零戦 里帰りプロジェクト」を再開することを報道発表。今回のゼロエンタープライズ・ジャパンの設立により本格的に再始動。


■会社概要
社名 :株式会社ゼロエンタープライズ・ジャパン
所在地:東京都品川区西五反田2-31-1
設立 :2013年9月4日
代表者:代表取締役 唐木 芳典
資本金:1,000万円

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