チリ共和国北部で銅の共同探鉱契約を締結
配信日時: 2021-02-01 13:24:05
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)はチリ共和国北部のマントスデワラワラ地域において、銅を対象とした新規の共同探鉱を実施する契約を締結しました。
JOGMECは、2021年1月15日付けで、チリ共和国の探鉱企業であるGeomantos Minerals SpAと、チリ共和国マントスデワラワラ地域において共同探鉱を実施する契約を締結しました。
本地域は同国アントファガスタ州に位置し、近年の地表調査等により特定の火山岩及び砕屑岩層中に酸化鉄-銅-金(IOCG)型或いはマント型の銅鉱化作用が分布していることが確認されており、周辺の地質環境等から高品位銅鉱床の胚胎が期待されます。周辺にはMichilla鉱山やMantos Blancos鉱山をはじめとする中~大規模高品位銅鉱山が存在しています。
また、新規鉱山開発時に海水の利用が前提となりつつある同国において、海岸線からの近さと標高の低さは開発着手時のアドバンテージになり得るところ、本地域は同州Mejillones港近郊の海岸線沿いに位置しており、インフラ環境が良好であるという特徴があります。
JOGMECは本地域において地質調査、地化学探査、物理探査およびボーリング調査を実施し、新たな銅鉱床の発見を目指すとともに、本件を通じて供給源の多角化を図り、鉱物資源の安定供給に一層努めてまいります。
■プロジェクトの概要
1)探鉱地域
マントスデワラワラ(Mantos de Gualaguala)地域は、チリ共和国北部アントファガスタ州の海岸線沿いに所在し、首都サンティアゴ(Santiago)から北約1,200キロメートル、同州の中心都市アントファガスタ(Antofagasta)から北約100キロメートルに位置する。探鉱対象地域は2つの鉱区群からなり、16件の探鉱鉱区で総面積は約35平方キロメートルである。
2)契約概要
JOGMECは6年間で計220万米ドルを拠出し、探鉱を行うことにより、本プロジェクトの権益100%を取得するオプション権を得る。
■共同探鉱相手方概要
企業名:Geomantos Minerals SpA
所在地:チリ共和国・アントファガスタ市
代表者:Boris Nicolas Tomicic Cornejo氏
概要:チリ共和国・アントファガスタ市に所在する探鉱企業
[画像: https://prtimes.jp/i/12624/571/resize/d12624-571-543917-0.png ]
リリース本文はこちら↓
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_13_000018.html?mid=pr210128
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