2021年社長年頭訓示
配信日時: 2021-01-06 17:13:42
弊社 代表取締役 社長執行役員・田中晃が、2021年の仕事始めにあたり、社内への年頭訓示を行いました。
2021年 年頭訓示 要旨
「視聴」に加えて「参加」「応援」「体験」というインタラクティブな繋がりを、WOWOWの新しい会員価値に。
1991年4月1日、WOWOWは日本初の有料衛星放送事業者として第一歩を踏み出し、ハリウッドの新作映画、世界のトップスポーツ、国内外の音楽ライブを自宅に居ながらにしてテレビで見られるという、それまでの日本にはなかった新しい価値を社会に提供しました。今日のデジタル革命により環境は大きく変わりましたが、30周年を機に、もう一度映像産業の世界において、新しい価値を生み出したいと思います。
そのためには、劇的な変革が必要です。そして、「デジタル化の徹底」が急務です。それは、いうまでもなく、単なるインフラのことではありません。「放送だけ」の脳みそを変える。コミュニケーションの発想を変える。それに伴うインフラを変える。デジタルでお客さまと繋がり、お客さまの楽しさを何倍にもする。
私たちはどうしても、「放送の頭」「放送の⽪膚感覚」から離れられません。放送はどこまでも、送り手から視聴者への一方通行です。作って送り出すだけ。良いコンテンツを作ればお客さまはついてくると思ってきました。プログラムガイドも同じ、メルマガですら一方通行です。
はやりのキーワードで「WOWOWのDXとは何か?」と聞かれたら、「放送の社会的責任に加え、ネットのインタラクティブを、WOWOWのDNAに埋め込むこと」だと答えましょう。放送しながら繋がる。繋がることで伝える。
「WOWOWと会員との関係を、放送という一方通行から、放送と配信を使った、インタラクティブな関係に変えていく。」WOWOWがもう一度、社会に特別な価値を提供する存在になるためには、駆け抜けなければならない上り坂だと考えます。
その第一歩として、WOWOWオンデマンド(WOD)が13日にローンチします。「電波少年W」や「テニスワールド」という、コミュニティサービスがスタートします。何が何でも成功させましょう。目的はWOWOWらしいコンテンツを見てもらい、お客さまと繋がることです。コミュニティに本気で取り組みましょう。
「視聴」に加えて「参加」「応援」「体験」というインタラクティブな繋がりを、WOWOWの新しい会員価値にしたいと思います。
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