アンブリン・パートナーズがユニバーサル・フィルムド・エンターテインメント・グループとの新たな複数年の映画配給契約を発表

アリババ・ピクチャーズ、エンターテインメント・ワン、NBCユニバーサル、リライアンス・エンターテインメントはアンブリンとの資本提携を維持パーティシパント・トランジッションズはアンブリン・パートナーズの持ち分を解消へ

（米カリフォルニア州ユニバーサルシティ）-（ビジネスワイヤ） -- アンブリン・パートナーズは本日、ユニバーサル・フィルムド・エンターテインメント・グループとの新たな複数年の映画配給契約に加えて、世界有数の独立系映画・テレビ番組制作会社の1つを新たな成長段階へと明確に導くことになる一連の新規契約を発表しました。新契約は、アンブリンの創業者で会長のスティーブン・スピルバーグにより今朝発表されました。

スピルバーグは、次のように述べています。「ユニバーサルとの数十年にわたる関係は、いかなる単独の事業契約も超越するものであり、今回、再び両社間の契約を更新できたことは、ユニバーサルがアンブリンのホームグランドであることを再確認するものです。ユニバーサルに加えて、長年にわたって私たちを支え、私たちの作品が世界の何百万人もの映画ファンの人生に影響を与えることができるようにしていただいているアリババ、eOne、リライアンスを含め、世界中のパートナーとの関係を継続できることを大変うれしく思います。さらに、正式なパートナーとしてこれまで素晴らしい働きをしてきた大切な友人であるジェフ・スコールとデビッド・リンデに深く感謝するとともに、パーティシパントが実りの多い新たな段階へと進むことを心から祝福いたします。形は変わりますが、パーティシパントでなければ不可能な文化的に影響力の強いコンテンツを今後も共に制作していくことを楽しみにしています。」

ユニバーサル・フィルムド・エンターテインメント・グループのドナ・ラングレー会長は、次のように述べています。「スティーブン・スピルバーグとアンブリン・パートナーズは、ユニバーサルの作品の中でも批評家に高く評価され、商業的な成功を収めただけでなく、数々の賞を受賞し、時代を超えて残るヒット作を創り上げてきました。」

アンブリンのユニバーサル・フィルムド・エンターテインメント・グループとの継続的な提携は、スピルバーグがユニバーサルの撮影所にインターンとして出入りするようになった1968年までさかのぼる両社間の長い歴史に根差しています。今回の契約は、直近のものではアカデミー賞作品賞を受賞した「グリーンブック」とアカデミー賞3部門、ゴールデングローブ2部門を受賞して興行収入が世界全体で3億8500万ドルを超えた「1917 命をかけた伝令」など、批評家に高く評価され、商業的にも大きな成功を収めた数多くのヒット作を生むことになった両社間の2015年の契約をさらに発展させることになります。

新たな契約では、毎年、アンブリンの複数の映画がユニバーサル・ピクチャーズおよびフォーカス・フィーチャーズによってマーケティングおよび劇場配給されるとともに、ストリーミング映画での新たな市場機会をアンブリンに提供します。また、NBCユニバーサルはアンブリンへの再投資に合意し、出資者としての関係を継続するとともに、アンブリンの映画・テレビ番組部門全体における新規製作・開発のための資金として新たな資本を提供します。

アンブリン・パートナーズのジェフ・スモール最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。「ユニバーサルはまさに業界最高の存在であり、ドナ・ラングレーとそのチームが私たちの映画を支援していただけることは幸運以外の何物でもありません。さらに、両社のパートナーシップの進化に伴い、私たちは急成長中のストリーミング映画市場にこれまで以上に大きな規模で作品を提供する柔軟性がもたらされており、これは、アンブリン・パートナーズにとって今後、映画、テレビの両分野における重要な成長の牽引役となることは間違いありません。」

アリババ・ピクチャーズ、eOne、リライアンス・エンターテインメントはいずれも出資者としての関係を継続し、アリババはアンブリンの映画の中国での公開、eOneは英国、スペイン、オーストラリア、ニュージーランド、ベネルクスでの公開、リライアンスはインドでの公開を担当します。

創業パートナーとして2015年のアンブリン・パートナーズの設立時に重要な役割を果たしたパーティシパントは、当社の出資者としての役割を終えます。これによりパーティシパントは同社の映画の配給に関する柔軟性を確保できると同時に、引き続きアンブリンと将来のプロジェクトにおいて連携する機会も維持されます。

パーティシパントのデビッド・リンデCEOは、次のように述べています。「これまで私たちはアンブリン・パートナーズと素晴らしい関係を維持してきており、ともに数多くの著名な映画を創り上げてきました。公式な役割を終えることにより、私たちは自身の事業を戦略的な目標に沿って市場主導で柔軟に進化させることが可能になります。ユニバーサル、フォーカスともに素晴らしい配給パートナーでした。アンブリン・パートナーズの創設よりはるか以前からスピルバーグと緊密に仕事をすることができたことは、またとない幸運でした。将来、スピルバーグ、ジェフ・スモール、さらにアンブリンのチーム全員と新たなプロジェクトを目指して協力していくことを楽しみにしています。」

アンブリンはまた、修正・再表示されたJ.P.モルガンとコメルシアが主導するシンジケート回転信用枠契約が締結されたことを発表しました。この信用枠は数多くの追加的な銀行パートナーとの長期にわたる関係を継続するもので、パートナーには、シティ・ナショナル・バンク、ユニオン・バンク、ウェルズ・ファーゴ銀行、ハポアリム銀行、CITバンク、イースト・ウエスト・バンク、フィフス・サード・バンク、カリフォルニア・バンク・アンド・トラスト、シティズンズ銀行、プリファード・バンクが含まれます。この信用枠は、本部業務のほか、映画とテレビ番組の制作および開発事業のための資金を提供します。

J.P.モルガンのコーポレート・クライアント・バンキング部門の西部地域およびエンターテインメント業界グループ責任者のデビッド・シャヒーンは、次のように述べています。「J.P.モルガンは、30年近くにわたってアンブリンと数多くの重要な作品や画期的な出来事において協働してきたことを大変うれしく思います。野心的でクリエイティブなアンブリンのチームがその見事なストーリーの次のチャプターを描くサポートができることを光栄に思います。」

アンブリン・パートナーズについて

アンブリン・パートナーズは、スティーブン・スピルバーグが率いる映画・テレビ番組制作会社であり、アンブリン・エンターテインメントおよびドリームワークス・ピクチャーズのブランドを使用して映画の開発と製作に従事し、傘下にアンブリン・テレビジョンを有しています。アンブリンの出資パートナーには、リライアンス・エンターテインメント、エンターテインメント・ワン（eOne）、アリババ・ピクチャーズ、ユニバーサル・ピクチャーズが含まれます。

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