増殖する美術館「KAMU kanazawa」が10月24日、2スペースを同時オープン 黒川良一の新作インスタレーションと久保寛子の大型彫刻を公開

プレスリリース発表元企業:setchu株式会社

配信日時: 2020-10-20 10:11:29

setchu株式会社(本社:石川県野々市市、代表:林田堅太郎)が設立した私設現代アート美術館「KAMU kanazawa(カム カナザワ)」に、新スペース「KAMU BlackBlack(カム ブラックブラック)」と「KAMU sky(カム スカイ)」の2つが2020年10月24日(土)にオープンする。「BlackBlack」にはドイツを拠点に各国の美術館などで展示やパフォーマンスを行う黒川良一の最新作「Lithi (レーテー)」を、「sky」には近年多くの芸術祭で巨大な作品発表して注目を集める久保寛子の代表作の“泥足(ドロアシ)”を公開する。




増殖する美術館KAMU kanazawaが、開館当初から考える美術館の形に進化し始める。
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展示作家、作品はもちろん美術館としての取り組みなどで注目を集めるKAMU kanazawaが6月21日にオープンして約4ヶ月、新たな展示スペース「KAMU BlackBlack」が金沢市の中心部にある竪町商店街の一角に、野外展示スペース「KAMU sky」が香林坊東急スクエアの屋上に、10月24日同時オープンする。本館である「KAMU Center」で全スペース共通のチケットを購入し、街歩きをしながら現代アートを楽しむことができる。



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KAMU BlackBlackは、金沢の町屋文化を感じさせる土地を活用した、幅3m、高さ7m、奥行き20mという細長い形の展示空間となっている。オープニング展示には、オーディオビジュアルアーティストの黒川良一がこの空間を生かした新作「Líthi(レーテー)」を制作。サウンドとストロボライト、そして観客の頭上をレーザー光線が飛び交う大型インスタレーションとなっている。BlackBlackはLíthi の専用スペースでありながら、企画展示室としても活用できる仕様となっているため、企画展を実施する予定だ。



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KAMU skyは、商業施設である香林坊東急スクエアの屋上を、KAMU専用の屋外企画展示スペースとして作り上げた。オープニング展示として、久保寛子の縦横幅8m、高さ3.5mの大型彫刻作品「泥足」が登場。“徒歩”で金沢の街を回遊する仕掛け作りに取り組むKAMUを象徴するような作品となっている。これまで同作品は瀬戸内国際芸術祭やスパイラル(東京)で行われたグループ展で展示されており、最終終着地 として金沢にやってくる。夜は作品をライトアップする演出も用意しているので、昼夜で違った表情を楽しめる。skyは今後屋外企画展スペースとして、野外や屋上ならでのダイナミックな展示を行っていく予定だ。

KAMU kanazawa
金沢21世紀美術館から徒歩3分、金沢市の中心部に、setchu株式会社が運営を行う私設の現代アート美術館「KAMU kanazawa(カム カナザワ)」が2020年6月21日に開館した。現代アートによる日本の文化資源の向上のための作品収集、同時代的に生まれるアートの発信を行い、さらには“拠点となる金沢市”が現代アートの街として発展していくことに貢献する目的で活動する。


KAMU kanazawa https://ka-mu.com/
KAMU BlackBlack、sky オープン:2020年10月24日
入館料:1100円、小学生以下 無料(チケットの購入は広坂のKAMU Centerのみ)
閉館日:月曜日
住所:石川県金沢市広坂1-1-52 KAMU kanazawa


本件に関するお問い合わせ先
KAMU kanazawa
info@ka-mu.com
Instagram:https://www.instagram.com/kamu_kanazawa/

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