9月12日は宇宙の日!ミッション成功の裏に隠された、ピーナッツの知られざる歴史をご紹介
配信日時: 2020-09-10 11:00:00
9月12日は「宇宙の日」です。1992年9月12日、日本人宇宙飛行士がスペースシャトルに乗って、初めて宇宙へ飛び立ちました。また、この年は、宇宙開発への理解増進と国際協力を推進すべく、国連によって「国際宇宙年」とされた年でもあります。
宇宙開発において、ピーナッツは“幸運のしるし”と言われています。今回は、ゲン担ぎとしての知られざるピーナッツの歴史と、集中力を高めるピーナッツの栄養学的な側面についてご紹介します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/225266/LL_img_225266_1.jpg
Photo by : https://solarsystem.nasa.gov/news/10022/lucky-peanuts/
ピーナッツが“幸運のしるし”とされるきっかけは、1959年にNASAがスタートした「レンジャー計画」にまでさかのぼります。当時、アポロ計画の有人月探査に先立ち、ロボットを月に送って着陸地を偵察するミッションをNASA's Jet Propulsion Laboratory(JPL)が担いました。ところが、ミッションはことごとく失敗に終わってしまいます。1964年、暗い雰囲気の管制室で、7号機の打ち上げを担当したプロジェクト・マネージャーが、「食べながら気楽にやろう!」とスタッフの緊張をほぐすために持ち込んだのがピーナッツです。7度目の挑戦は見事成功し、この時から、重要なミッション時の管制室ではピーナッツを食べる「ラッキーピーナッツ」という習慣が、彼らの伝統的なゲン担ぎとなりました。
◆コラム:ピーナッツは栄養面でも、集中力を高めてくれる効果が期待できます
ピーナッツには、記憶力、集中力を高める効果が期待される、リン脂質の一種であるレシチンを豊富に含んでいます。レシチンは体内に入るとアセチルコリンという物質に変化し、アセチルコリンが脳に到達すると神経伝達物質になり、記憶力、脳機能を活性化すると考えられているのです。
また、リン脂質は日々の細胞膜の生まれ変わりにも必要な栄養素として注目されています。レシチンなどのリン脂質が不足すると、細胞の生まれ変わりに支障が出て、老化や病気の原因にもなってしまうので、十分に摂取したい栄養素と言えるでしょう。
集中力や判断力を高める「ラッキーピーナッツ」の習慣は、栄養の面からも理にかなっているのですね。
◆アメリカンピーナッツ協会(APC)について
アメリカンピーナッツ協会は、米国のピーナッツ産業の長期的成長を支援するため設立されました。米国産ピーナッツの品質管理や国際的な消費促進、生産・加工に関する研究促進を使命として、国内外でのマーケティング、PR活動、顧客サービス、研究を主な活動としています。
Webサイト: https://peanutsusa.jp/
Facebook : https://www.facebook.com/peanutusajapan/
Instagram: @american_peanut_japan
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