『VERY』大人気連載! 小島慶子「もしかしてVERY失格!?」の単行本シリーズ完結編『曼荼羅家族』が5月25日(月)に発売!

プレスリリース発表元企業:株式会社光文社

配信日時: 2020-05-27 16:00:00

作家・白岩 玄さんとのロング対談も特別収録



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最後までVERY失格!?
日豪往復する大黒柱ワーママが読者の悩みに寄り添う共感エッセイ

10年続いた『VERY』人気連載もついにフィナーレ! 大黒柱ワーママとして日豪を往復しながら読者の悩みに寄り添い、泣き、笑い、怒った、ママたちとの共感の記録。2本の書き下ろし、いままであまり語ってこなかった父との別れをつづった「父の話」、連載終了後にネットでバズった「エア離婚」のほかに、作家・白岩玄さんとのロング対談「『男らしさの呪い』を解く」を収録。小島慶子は最後までVERY失格だったのか!?


【「まえがき」より】
この本は、『VERY』という雑誌でおよそ10年続いた連載「もしかしてVERY失格!?」および「もしかしてVERY失格!? Beyond! 豪の者編」をまとめた単行本シリーズの完結編です。第1弾『女たちの武装解除』、第2弾『女たちの和平交渉』に続く第3弾は『曼荼羅(まんだら)家族』。あの仏さまがいっぱいのマンダラですが、梵語で本質を有するものの意で、日本国語大辞典には「悟りのための修行の道場」とあります。おお、家族ってまさにそうですよね。(中略)
子育ては、長らくオンナコドモの領域と軽視されてきました。けれどやってみて分かったのは、これほど根幹から人間というものを見つめる営みはないということです。私たちは赤ん坊から社会的存在になり、知性を身につけ、思考し、行動し、居場所を探して、他者との共存を模索します。息子たちの成長を見ながら、私は自分の人生を辿りなおし、夫の子ども時代を知ろうとし、ヒトがどうやって人間になるのか、その過程を見逃すまいと目を凝らしました。それを記録したのが『VERY』のエッセイです。


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特別収録! 作家・白岩 玄さん×小島慶子ロング対談
イクメン・マウンティングは「新しい男らしさ」の再生産
「男らしさの呪い」を解くために……

小島さんがぜひお会いしたいという「男らしさ」≒男の生きづらさ、をテーマにした小説を発表された白岩さんとの対談が実現。フェミニズムからルッキズム、イクメンアピールから男の「母殺し」まで…。

白岩 玄さん
「僕自身メディアで、どちらかというとフェミニズム寄りの発言をしながら、『自分は時代遅れの男性たちとは違うぞ』という意識になってしまう瞬間があって、『これは新しい男らしさの再生産をしてるだけじゃないか』と落ち込むんです」

小島慶子
「男らしさの呪いを殺すためには、最初に出会った、最初の『らしさ』の刷り込みを行った主である母を殺さなくては。あとは、会社というママ。日本の会社って母親じゃないですか。何も余計なことを考えなくていい、税金もママが収めといてあげるから、とにかくお仕事だけ一生懸命しなさい、って」

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【著者紹介】
小島慶子(こじま けいこ)
1972年、オーストラリア・パース生まれ。タレント、エッセイスト。東京大学大学院情報学環客員研究員、昭和女子大学現代ビジネス研究所特別研究員。学習院大学卒業後、1995年、TBSにアナウンサーとして入社。30歳で長男、33歳で次男を出産。2010年にTBSを退社後、フリーに。2014年に家族でパースに半移住。テレビ出演多数。著書多数。現在(2020年)、『VERY』では小説を連載中。

【書籍詳細】
書名:『曼荼羅家族 「もしかしてVERY失格!?」完結編』
著者:小島慶子
発売:光文社
発売日:2020年5月25日
定価:本体1,500円+税
判型:四六判ソフトカバー

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