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ディズニー・レジェンド2026発表、エリック・ゴールドバーグら11組13人を表彰

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米カリフォルニア州アナハイムで8月16日、ウォルト・ディズニー・カンパニーの最高の栄誉とされる「ディズニー・レジェンド・アワード」の授賞式が開かれた。2026年は、エリック・ゴールドバーグ、ボブ・アイガー、リン=マニュエル・ミランダ、ジョナス・ブラザーズら11組13人が選ばれ、アニメーション、音楽、演技、スポーツ、経営、イマジニアリングにまたがる功績がたたえられた。
■2026年は11組13人を表彰
授賞式はファンイベント「D23:究極のディズニーファンイベント」の最終日に、アナハイムのホンダセンターで開催された。ライアン・シークレストが司会を務め、ウォルト・ディズニー・カンパニーCEOのジョシュ・ダマーロが開幕を告げた。式典の模様はDisney+でも配信された。
受賞者は、クリス・バーマン、ジェリー・ブラッカイマー、スーザン・イーガン、エリック・ゴールドバーグ、アン・ハサウェイ、ボブ・アイガー、キム・アーバイン、ドウェイン・ジョンソン、ジョナス・ブラザーズのケビン、ジョー、ニック、リン=マニュエル・ミランダ、アラン・テュディック。公式発表ではジョナス・ブラザーズを1組として11組、個人単位では13人となる。
ディズニー・レジェンドは、同社の作品や事業に大きな貢献をした人物を表彰する制度として1987年に始まった。最初の受賞者は俳優のフレッド・マクマレイで、2026年の受賞者を含めた総数は329人となった。
受賞者に贈られるブロンズ像は、彫刻家アンドレア・ファヴィリが制作した。渦巻きは想像力とアイデアの力、手は技術と鍛錬、星を掲げる杖は想像力と技術が結び付いたときに生まれる魔法を表している。歴代受賞者の手形と署名を刻んだプレートは、米バーバンクのウォルト・ディズニー・スタジオにあるレジェンズ・プラザに掲示される。
■エリック・ゴールドバーグが受け継いできた手描き表現
アニメーション部門で選ばれたエリック・ゴールドバーグは、『アラジン』(1992年)のジーニーを担当したアニメーターとして広く知られる。アル・ハーシュフェルドのカリカチュアに着想を得た線と、姿を次々に変えるジーニーの柔軟な動きを組み合わせ、ロビン・ウィリアムズの演技を生かしたキャラクター表現を作り上げた。
その後はマイク・ガブリエルと『ポカホンタス』(1995年)を共同監督し、『ファンタジア2000』の複数のシークエンスも手がけた。『モアナと伝説の海』(2016年)では、マウイの身体に描かれたミニ・マウイなど、CG映像へ組み込まれた手描きアニメーションの監修を担当している。
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオは2022年、若手アーティストを対象とする手描きアニメーションの育成プログラムを実施した。最長12カ月の有給プログラムで、キャラクターアニメーション、エフェクト、クリーンアップを扱い、ゴールドバーグはマーク・ヘン、ランディ・ヘイコック、レイチェル・ビブとともに指導役を務めた。
今回の受賞は、長年の作品への貢献に加え、手描きアニメーションの技術と表現を次世代へ伝えてきた活動にも光を当てるものとなった。手描きとCGを対立する方式としてではなく、作品に応じて組み合わせられる表現手段として捉えるうえでも、ゴールドバーグの仕事は重要な手掛かりになる。
■コロンビアの文化を音楽へ取り込んだリン=マニュエル・ミランダ
リン=マニュエル・ミランダは、映画・音楽部門でディズニー・レジェンドに選ばれた。授賞式では、『モアナと伝説の海』『ミラベルと魔法だらけの家』『ハミルトン』などの楽曲によるメドレーが披露され、アウリイ・クラヴァーリョがミランダにアワードを授与した。
ミランダは『モアナと伝説の海』の楽曲を手がけたほか、『ミラベルと魔法だらけの家』(2021年)では8曲のオリジナルソングを作詞・作曲した。同作の制作チームは2018年にコロンビアを訪れ、現地の家族や建築、植物、音楽などを調査した。
オープニング曲「ふしぎなマドリガル家」には、コロンビア北部のカリブ海沿岸地域に根を持つバジェナートの要素が取り入れられている。アコーディオンをはじめとする地域固有の音楽的特徴が、舞台となる土地やマドリガル家のにぎやかな人物関係を伝える役割を果たしている。
作品の音楽はチャートでも広く聴かれ、8曲すべてが同時に米Billboard Hot 100へ入った。「秘密のブルーノ」は同チャートで5週にわたって1位を記録し、ディズニーの長編アニメーション映画の楽曲として最長の首位記録となった。サウンドトラックもBillboard 200で1位を獲得している。
■ボブ・アイガーが経営部門で受賞
経営部門では、ウォルト・ディズニー・カンパニーの元CEOで、現在はシニアアドバイザーを務めるボブ・アイガーが選ばれた。授賞式ではCEOのジョシュ・ダマーロが紹介し、ロバート・ダウニー・Jr.、ダイアン・ソイヤー、ハリソン・フォード、エレン・ポンピオ、アル・マイケルズらが映像で功績を振り返った。
アイガーはCEOとして、ピクサー、マーベル、ルーカスフィルム、21世紀フォックスの買収を主導したほか、2019年にはDisney+を立ち上げた。D23の創設も2009年のアイガー時代にさかのぼる。自らが立ち上げに関わったファンコミュニティーのイベントで表彰を受ける、象徴的な機会となった。
受賞スピーチでは、経営者の役割について、会社を前進させるクリエイティブな人材を支えることだと語った。経営戦略だけでなく、作品を作る人々の環境を整える仕事も、ディズニーの歴史を構成する要素として位置付けられた形だ。
■アラン・テュディックが築いた声の連続性
声優部門で受賞したアラン・テュディックは、『シュガー・ラッシュ』(2012年)のキャンディ大王を起点に、同年以降に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの各長編作品で声を担当してきた。
これまでの役には、『アナと雪の女王』のウェーゼルトン公爵、『ベイマックス』のアリステア・クレイ、『モアナと伝説の海』のヘイヘイ、『シュガー・ラッシュ:オンライン』のノウズモア、『ラーヤと龍の王国』のトゥクトゥク、『ミラベルと魔法だらけの家』のオオハシ、『ウィッシュ』のバレンティノなどがある。
言葉を流ちょうに話す人物から鳴き声を中心とする動物まで、キャラクターごとに異なる声とリズムを作り分けてきたことが特徴だ。同じ俳優が異なる制作陣や物語をつなぐ存在となり、ファンが新作でその声を探す楽しみにもなっている。
■映画、音楽、舞台、スポーツ、パークにも広がる受賞者
ドウェイン・ジョンソンは、『モアナと伝説の海』シリーズでマウイの声を担当し、『ジャングル・クルーズ』(2021年)にも出演した。授賞式ではエミリー・ブラントがアワードを授与した。
アン・ハサウェイは、『プリティ・プリンセス』(2001年)のミア・サーモポリス役などを通じた貢献が評価された。ジョナス・ブラザーズは、『キャンプ・ロック』やテレビシリーズ『ジョナス』など、2000年代後半のディズニー・チャンネルと音楽を結ぶ活動で一時代を築いた。
スーザン・イーガンは、ブロードウェイ版『美女と野獣』でベル役を創演し、アニメーション映画『ヘラクレス』(1997年)ではメグの声を担当した。舞台とアニメーションの両方からディズニー作品のキャラクターに命を吹き込んだ功績が認められた。
キム・アーバインは、ウォルト・ディズニー・イマジニアリングで長年にわたりパークの設計や演出に携わった。ジェリー・ブラッカイマーは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなど、数多くの映画・テレビ作品を送り出してきたプロデューサーとして選ばれた。
クリス・バーマンは1979年からESPNで活動し、同局を代表するスポーツキャスターの一人となった。作品の制作だけでなく、スポーツ放送やテーマパークを含む幅広い分野が、ディズニーの歴史を形作ってきたことを示す顔ぶれとなっている。
■技術と創作を支えた人々を映す2026年の選考
2026年の受賞者は、手描きアニメーション、声の演技、楽曲制作、実写映画、テレビ、スポーツ放送、経営、イマジニアリングなど、多様な領域から選ばれた。
なかでもゴールドバーグの受賞は、手描きアニメーションを過去の制作方式として振り返るだけでなく、CGと組み合わせながら技術を継承する取り組みに目を向ける機会となる。ミランダの音楽制作やテュディックの声の演技も、完成した作品の背後で、調査、訓練、演技設計といった積み重ねが物語を支えていることを映し出している。
作品を生み出すクリエイターと、それを支える経営者や技術者、プロデューサー、放送関係者を同じ制度でたたえることが、ディズニー・レジェンドの特徴である。2026年の顔ぶれは、ディズニーの作品と体験が多様な専門性の組み合わせによって作られてきたことを改めて示した。
■注目ポイントQ&A
●「ディズニー・レジェンド・アワード」とは何ですか?
ウォルト・ディズニー・カンパニーの作品や事業に大きな貢献をした人物をたたえる、同社最高の栄誉です。1987年に始まり、2026年の受賞者を含めて329人が選ばれています。
●2026年は何人が受賞しましたか?
受賞者の一覧は11組です。ジョナス・ブラザーズの3人を個人単位で数えると、合計13人となります。
●エリック・ゴールドバーグの主な功績は何ですか?
『アラジン』のジーニーのアニメーション、『ポカホンタス』の共同監督、『ファンタジア2000』のシークエンス監督などです。若手に手描きアニメーションを教える育成活動にも携わっています。
●アラン・テュディックはなぜ注目されているのですか?
『シュガー・ラッシュ』以降、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの長編作品で多様なキャラクターの声を担当してきたためです。人物から動物まで、役ごとに異なる声の表現を作り分けています。
●リン=マニュエル・ミランダの『ミラベルと魔法だらけの家』での特徴は何ですか?
制作チームによるコロンビアでの調査を踏まえ、バジェナートをはじめとする同国の多様な音楽の要素を、登場人物や物語を伝える楽曲へ取り入れた点です。
元記事: Disney Legends 2026 Airs on Disney Plus: Goldberg Induction Marks Return to Hand-Drawn Animation
※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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