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『S.T.A.L.K.E.R. 2』大型DLC「Cost of Hope」が8月20日配信、無料Update 2.0でUE5.5.4へ移行

(Gsc-game.com)[写真拡大]
GSC Game Worldは2026年8月20日、『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』初の大型ストーリー拡張コンテンツ「S.T.A.L.K.E.R. 2: Cost of Hope」を、PC、Xbox Series X|S、PlayStation 5向けに配信する。配信は米東部時間8月20日午前10時、日本時間では同日午後11時に予定されている。
同日には、Unreal Engine 5.5.4への移行や、独自の世界シミュレーションシステム「A-Life」の改善を盛り込んだ無料の「Update 2.0」も提供される。Cost of Hopeは有料の追加コンテンツだが、Update 2.0はゲーム本編の所有者全員が利用できる。
■有料DLC「Cost of Hope」と無料Update 2.0の違い
Cost of Hopeは本編のメインキャンペーンと並行して展開する、数十時間規模の非線形ストーリーを収録した大型DLCである。ゲーム本編を所有しているプレイヤーは単体で購入でき、2つの大型拡張コンテンツを含むシーズンパスが付属するUltimate Editionの所有者には追加料金なしで提供される。
物語の中心となるのは、ゾーンを人類への脅威と考える「デューティー」と、人類のために探索・活用すべき場所と捉える「フリーダム」の対立だ。両勢力間の平和を維持してきた「D4条約」が揺らぐなか、主人公スキフは謎のPDA信号に導かれ、新たな争いへ巻き込まれていく。
プレイヤーは両勢力の思想と行動を見極めながら選択を重ねることになる。その結果は物語の結末だけでなく、そこへ至る過程やゾーンを取り巻く世界にも影響するとされている。
新たな登場人物として、フリーダムに所属するマヴカや、『S.T.A.L.K.E.R.: Call of Prypiat』にも登場したデューティーの古参メンバー、ズールーが物語に関わる。ズールーは、ある出来事をきっかけにデューティーを離れた後、指導者ヴォローニンの要請を受けて組織へ戻ってくる。
探索地域には、数十年にわたって閉ざされてきた「チョルノービリ原子力発電所」と、迷宮のように入り組んだ「アイアンフォレスト」が加わる。いずれも単独のロケーションではなく、固有のハブやクエスト、アクティビティ、多数の小規模な探索地点を備えた広いエリアとして構成される。
新地域では、新たなミュータントやアノマリー、人間の敵が待ち受けるほか、武器や装備も追加される。プレイヤーの選択によって展開が変化する、本編と同様の非線形な構成が採用される。
一方、Update 2.0は本編の所有者全員を対象とする無料アップデートである。エンジンの更新、映像表現の見直し、A-Lifeの改善、難易度設定機能、双眼鏡や新武器などが含まれ、DLCを購入しなくても利用できる。
■Update 2.0:UE5.5.4への移行と映像表現の見直し
Update 2.0では、ゲームエンジンがUnreal Engine 5.5.4へ移行する。GSC Game Worldは、UE5.5.4が備える最適化を導入することで、ゲームの安定性とパフォーマンスの向上を図るとしている。
あわせて、屋外の光や影、反射表現が見直され、建物内や地下施設の照明も改良される。地形や植生についても、より自然に見えるよう再構成されるほか、空中に浮いてしまうオブジェクトをはじめとする多数の表示上の問題が修正される。
Unreal Engineの各バージョンでは、仮想化ジオメトリ技術「Nanite」や動的グローバルイルミネーション技術「Lumen」、時間方向の超解像技術「Temporal Super Resolution」などが継続的に改良されてきた。UE5.5.4への移行は、こうした技術をゲームへ適用するための基盤となる。
もっとも、実際のフレームレートや安定性は、プラットフォーム、PCの構成、画質設定、ゲーム内の場所などによって異なる。Update 2.0配信前の段階では、具体的な改善幅を示す独立した性能検証は公表されていない。
■A-Lifeの拡張と新機能
Update 2.0のもう一つの柱が、NPCやミュータントの行動を制御する世界シミュレーションシステム「A-Life」の改善である。A-Lifeは、プレイヤーが直接見ている場面だけでなく、ゾーン内でストーカーやミュータントが移動し、遭遇し、戦う状況を生み出すための仕組みだ。
発売当初のA-Life 2.0は、最適化の影響などにより開発側の想定どおりに機能しておらず、GSC Game Worldは段階的な修正を進めてきた。Update 2.0では、ゾーン内の出来事が単なる連続した銃撃戦にならず、ストーカーやミュータントの行動からより自然に発生するよう調整される。
具体的には、焚き火、バス停、各種の重要地点など、NPCやミュータントが活動する場所が増える。ストーカーはプレイヤーが近くにいない状況でも倒れた者から物資を回収するようになり、各地での遭遇に変化をもたらす。
A-Lifeそのものとは別の処理も改善される。敵が壁越しに射撃したり物を投げたりする問題や、一部地域にNPCやミュータントが過剰に集中する問題などが修正対象となっている。霧の発生時には、NPCの視認や音の捉え方にも影響が加わる。
新機能としては、用途の異なる3種類の双眼鏡が登場する。遠方を偵察し、友好・敵対対象を判別して戦闘に備えられるようになる。ゲーム本編には4種類の武器も無料で追加される。
さらに、PDAにはプレイ状況を確認できる統計ページが追加される。新しい「カスタムルール」難易度では、戦闘の厳しさや物資面の設定などを個別に調整し、自分に合ったサバイバル体験を構成できる。
■発売当初に遊んだプレイヤーへの影響
発売当初に本作を遊んでから離れていたプレイヤーにとって、Update 2.0はゾーンへ戻るきっかけになりそうだ。DLCを購入しなくても、エンジン更新、照明や植生の見直し、A-Lifeの改善、双眼鏡、新武器、統計画面、カスタムルール難易度を利用できる。
特にA-Lifeの変更は、ゾーンの見え方や探索中の出来事に直接関わる。NPCやミュータントが活動する地点が増え、プレイヤーの周囲だけでなく各地で行動することで、同じ場所を移動しても異なる状況に出会う可能性が高まる。
UE5.5.4への移行についても、GSC Game Worldは安定性とパフォーマンスの改善を目的の一つに挙げている。実際の効果は配信後の検証を待つ必要があるが、発売後に積み重ねられてきた修正と合わせ、本編全体を更新する大規模な節目となる。
■価格と対応プラットフォーム
Cost of Hopeは、PCではSteam、Epic Games Store、GOG、Xbox on PCに対応し、コンソールではXbox Series X|SとPlayStation 5向けに配信される。Xbox版とXbox on PC版はXbox Play Anywhereに対応し、Xbox Cloud Gamingも対象に含まれる。
ゲーム本編は2024年11月にPCとXbox Series X|S向けに発売され、日本では2024年11月21日から提供された。PlayStation 5版は2025年11月20日に発売されている。Cost of Hopeは、PC、Xbox Series X|S、PlayStation 5の各プラットフォームへ同日に展開される。
Cost of Hopeはゲーム本編を必要とする有料DLCである。Ultimate Editionには、Cost of Hopeを含む2つの大型拡張コンテンツと今後のDLCを対象としたシーズンパスが付属する。Deluxe Editionにはシーズンパスが含まれないため、所有者はCost of Hopeを別途入手する必要がある。
日本向けの単体販売価格については、記事公開時点で公式ストア上の表示を確認できない。利用するプラットフォームの販売ページで、配信開始後の価格と購入条件を確認する必要がある。
■注目ポイントQ&A
●『S.T.A.L.K.E.R. 2: Cost of Hope』の配信日時と対応プラットフォームはいつですか?
2026年8月20日に配信されます。配信予定時刻は米東部時間午前10時、日本時間では同日午後11時です。PC、Xbox Series X|S、PlayStation 5に対応します。
●Update 2.0を利用するにはDLCの購入が必要ですか?
いいえ、必要ありません。『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』本編の所有者には無料で提供されます。
●A-Lifeとは何ですか?
ストーカーやミュータントの移動、遭遇、戦闘などを制御し、ゾーン内で出来事を発生させる世界シミュレーションシステムです。Update 2.0では活動地点の追加やNPCによる物資回収などが導入されます。
●「Cost of Hope」を追加料金なしで利用できるのは誰ですか?
2つの大型拡張コンテンツを含むシーズンパスの所有者と、シーズンパスが付属するUltimate Editionの所有者です。Deluxe Editionにはシーズンパスが含まれていません。
元記事: STALKER 2: Cost of Hope Launches Wednesday, Free Engine Upgrade for All Owners
※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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