12日の香港市場概況:ハンセン指数は8日ぶり反発、米イランの停戦期待で買い戻しが優勢

2026年6月12日 18:44

印刷

記事提供元:フィスコ

*18:44JST 12日の香港市場概況:ハンセン指数は8日ぶり反発、米イランの停戦期待で買い戻しが優勢
12日の香港市場は8日ぶりに反発。主要93銘柄で構成されるハンセン指数が前日比468.81ポイント(1.93%)高の24718.10ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が157.35ポイント(1.91%)高の8374.43ポイントで引けた。

米・イラン間の停戦期待の高まりが投資家のリスク志向を高めたほか、非鉄金属や金の先物の上昇を受け、対象セクターに買いが広がった。また、ハンセン指数がきのう11日に約11カ月ぶりの安値水準まで落ち込んでおり、値ごろ感も強い。トランプ米大統領はきのう11日、SNSでイランとの戦闘終結に向けた協議内容をイラン側が承認したと投稿した。

セクター別では、航空株が大幅高。中国東方航空(670/HK)が8.9%高、中国国際航空(753/HK)が5.7%高、中国南方航空(1055/HK)が5.6%高とそろって急伸している。最近の下落で値ごろ感が強まったほか、原油価格の下落や米・イランの終戦期待などが支援材料となったもようだ。

また、金鉱株や非鉄金属も高い。洛陽モリブデン集団(3993/HK)が12.2%高、江西銅業(358/HK)が8.9%、中国アルミ(2600/HK)が4.9%、霊宝黄金(3330/HK)が12.4%、紫金鉱業集団(2899/HK)が7.9%高で取引を終えた。

ほかに、金融銘柄も物色された。中国工商銀行(1398/HK)が3.4%高、中国農業銀行(1288/HK)が3.1%高、中国人寿保険(2628/HK)が6.6%高、新華人寿保険(1336/HK)が5.3%高で引けた。

中国本土市場も3日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数は、前日比1.12%高の4031.51ポイントで取引を終了した。《AK》

関連記事