視聴率3冠達成に東京ドリームパーク開業 テレビ朝日HDの好調続く

2026年4月15日 18:44

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東京ドリームパーク(画像: TOKYO DREAM PARKの発表資料より)

東京ドリームパーク(画像: TOKYO DREAM PARKの発表資料より)[写真拡大]

●テレビ朝日が年間視聴率3冠達成

 テレビ朝日ホールディングス(HD)の子会社テレビ朝日は3月30日、2025年度の年間視聴率(2025年3月31日~2026年3月29日)で3冠を達成したと発表した。

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 視聴率の3冠とは全日帯、ゴールデン帯、プライム帯を指し、個人視聴率で2年連続、世帯視聴率で3年連続の首位になる。

 さらに、テレビ朝日HDがエンタメの拠点と位置づける新施設、東京ドリームパークが東京・有明にオープンするなど、同社を巡る話題は豊富だ。好調が続くテレビ朝日HDの今後を展望する。

●レギュラー番組とスポーツイベントが高視聴率

 テレビ朝日系列で放映されている番組の視聴率が、好調に推移している。『ザワつく金曜日』『相棒』『羽鳥慎一モーニングショー』『ポツンと一軒家』『報道ステーション』などのレギュラー番組に加えて、『徹子の部屋スペシャル』『芸能人格付チェック』といった特別番組もランキング入りを果たす高視聴率を記録している。

 さらにオリンピックやワールドベースボールクラシック強化試合などのスポーツイベントの中継も、視聴率のアップに貢献しており、同局の番組編成力の高さがうかがえる。

●東京ドリームパークも開業から好調な滑り出し

 3月27日に開業した東京ドリームパークも、好調な滑り出しを見せている。テレビ朝日の定例会見で発表された数字によると、4日間で4万人を超える入場者があったという。今後ライブをはじめ、さまざまなイベントの舞台として活用する計画だ。

 この事業は、2020年に東京都が掲げる「臨海副都心エリアの未来型湾岸都市構想」にテレビ朝日が賛同する形で土地を取得したことから始まり、6年の歳月を経て今回の開業に漕ぎつけたという経緯がある。

 テレビ朝日HDの早河洋代表取締役会長は、開業式典の挨拶で、「あらゆる知見を結集し、エンタテインメントとデジタルテクノロジーを融合することでイノベーションを起こし、その収益で成長を加速していく」と述べており、この施設の収益貢献に対する期待の高さが見て取れる。

●テレビ朝日HDの業績と株価見通し

 テレビ朝日HDの2026年3月期の業績予想は、売上高が3,360億円(前期比3.7%増)、営業利益240億円(同21.8%増)、経常利益320億円(同12.1%増)、当期純利益280億円(同8.5%)と増収増益の見込みである。

 加えて、第3四半期現在の純利益が273億9,700万円とほぼ通期純利益予想に近いことから、最終純利益は上振れが確実な情勢となっている。配当金は前期比10円増配して70円を予定しており、株価の支援材料になるだろう。

 株価は好調な業績を背景に、2月13日に3,800円の年初来高値をつけているが、イラン情勢の緊迫による相場下落の影響で4月15日終値時点では3,450円と調整中である。業績の上振れによって今後上値追いの展開になる可能性が高い。

 視聴率の好調に加えて、東京ドリームパークの収益が業績に寄与するようになれば、さらなる株価の飛躍も期待できそうだ。(記事:丸山優太郎・記事一覧を見る

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