2月の百貨店・SC売上はともに前年上回る、気温上昇で春物が好調

2026年3月27日 13:41

印刷

 日本百貨店協会と日本ショッピングセンター協会が2月の売上高を発表。月の後半から気温の上昇に伴い春物衣料の売上が好調だったほか、イベントによる集客が好調だったことで、どちらも前年同月を上回ったことが分かった。

【前月は】1月の百貨店・SC売上、ともに好調、2025年のSC年間売上は5年連続前年上回る

■百貨店売上高は2カ月連続で前年同月上回る

 24日、日本百貨店協会が2月度の全国百貨店売上高概況を発表した。売上高は前年同月比(店舗数調整後)1.6%増となり、2カ月連続で前年同月を上回った。

 国内顧客の売上が好調だったことに加え、中旬以降の気温上昇により衣料品などの春物商材が好調だったことや、バレンタインなどの催事も好調だった。

■都市部は横浜や名古屋、神戸が好調

 大都市は10都市中8都市で前年同月を上回った。前年を上回った都市の中では、東京(前年同月比:3.0%増、以下同じ)、名古屋(14.8%増)、神戸(4.5%増)でプラス幅が大きめ。

 反対に札幌(1.2%減)と大阪(3.5%減)の2都市が前年同月を下回った。

 都市以外の地区は明暗が分かれた。中部(4.6%増)と四国(3.8%増)が前年同月を上回った一方、東北(3.0%減)、関東(1.4%減)、近畿(0.3%減)、中国(2.4%減)、九州(2.2%減)が下回っている。

 商品別売上高で好調だったのは、紳士服・洋品(3.5%増)、その他衣料品(3.0%増)、美術・宝飾・貴金属(18.0%増)、菓子(6.3%増)など。反対に不調だった商品は、化粧品(10.0%減)、家具(17.1%減)、家電(10.8%減)、その他食料品(7.4%減)など。

■ショッピングセンターも気温上昇で春物が好調

 25日、日本ショッピングセンター協会が2月のSC販売統査報告を発表した。売上高は前年同月比3.3%増となり、48カ月連続で前年同月を上回った。

 百貨店と同様に月の後半から気温が上昇したことで春物衣料の売上が好調だったほか、イベントによる集客が好調で売上のアップにつながった。

■その他の地域は全て前年同月上回る

 売上のうち、テナントは前年同月比4.3%増で、全体同様に48カ月連続で前年同月を上回った。キーテナントは同0.2%増となり、9カ月連続で前年同月を上回っている。

 大都市は14都市中12都市で前年同月を上回った。その中でプラスが大きめだった大都市は、千葉市(前年同月比:6.3%増、以下同じ)、名古屋市(8.4%増)、神戸市(8.4%増)、福岡市(7.3%増)など。反対に広島市(0.5%減)、北九州市(3.0%減)の2都市が前年同月を下回った。

 その他の地域は全て前年同月を上回った。その中でプラス幅が大きめだった地域は、北海道(4.5%増)、東北(5.6%増)、北陸(8.1%増)、九州・沖縄(8.0%増)など。(記事:県田勢・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事