仙台パルコが開業以来最大規模のリニューアル、29店が順次登場へ

2025年2月14日 09:12

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本館正面入口前広場に設けられたポケモンセンタートウホクガーデン(仙台パルコ発表資料より)©2025 Pokémon. ©1995-2025 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.

本館正面入口前広場に設けられたポケモンセンタートウホクガーデン(仙台パルコ発表資料より)©2025 Pokémon. ©1995-2025 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.[写真拡大]

 J.フロントリテイリンググループのパルコが運営する仙台パルコ(仙台市青葉区中央)が、開業以来最大規模となるリニューアルに入った。本館、パルコ2で新規出店、リニューアル併せて29店の登場が決定、2月19日から5月までに順次開業する。

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 出店する店舗は新規が18店、リニューアルなどが11店。リニューアル区画の広さは3,500平方メートル以上に及ぶ。

 新規出店は、フレグランス・雑貨の「ミュシャ」、バッグ・雑貨の「ポータースタンド」、靴の「ニューバランス」、キャラクターグッズの「カプコンストアセンダイ」、コスメの「ロアリブ」など9店が東北地方初出店。ほかにキャラクター雑貨の「サンリオ」がお目見えする。

 リニューアルはレディースファッションの「スナイデル」、下着の「アンフィ」、アクセサリーの「ザリトルブルックリンダイカンヤマ」、バッグの「マザーハウス」、靴の「ドクターマーチン」など。

 このほか、本館3階では、人気店の「ポケモンセンタートウホク」が大規模リニューアルする。これに合わせ、2階の正面入口前広場に「ポケモンセンタートウホクガーデン」が設置され、緑の中でたくさんのポケモンが来店客を出迎える。

 仙台パルコは2008年の開業。JR仙台駅西口の19階建て再開発ビル「仙台マークワン」低層部の地下1階から地上9階に入居する本館と、少し離れた愛宕上杉通沿いにあるパルコ2で構成する。商業施設面積は約1万3,200平方メートルで、約150店が出店している。

 本館が入る仙台マークワンは仙台駅前のランドマークとして市民に親しまれ、仙台パルコの売上高も2024年度、過去最高を更新する見込みとなるなど好調だという。仙台パルコは店舗を東北エリアのハレの場、観光スポットとしても進化させる方針だ。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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