【株式市場】日経平均は56円安、後場は内需・消費関連株に資金向かうが6日続落

2024年9月10日 16:22

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】

◆日経平均は3万6159円16銭(56円59銭安)、TOPIXは2576.54ポイント(3.19ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は17億1349万株(

 9月10日(火)後場の東京株式市場は、JR東海<9022>(東証プライム)や日本航空<9201>(東証プライム)が一段と上げて始まるなどで訪日観光客数の拡大など期待とされ、キユーピー<2809>(東証プライム)やマルハニチロ<1333>(東証プライム)は中盤にかけて一段と上げ、内需株や消費関連株に資金が向かう展開となった。半導体関連株はアドバンテスト<6857>(東証プライム)など一段強い値動きだったが軟調な銘柄も散見。日経平均は200円高の3万6400円どころを上値にもみ合い、大引けは軟調で小幅安だが6日続落となった。

 後場は、ACCESS<4813>(東証プライム)が一段と上げ8月末に発表した四半期決算以降もIOWNネットワークなどの発表が相次ぎ騰勢継続。ライフドリンクカンパニー<2585>(東証スタンダード)は今夏の猛暑や防災備蓄需要などで業績寄与に期待とされ一段高。大運<9363>(東証スタンダード)は大阪IR(カジノ統合リゾート)着工に向けた情勢進展などで2日連続ストップ高。常磐興産<9675>(東証スタンダード)は米投資ファンドによる買収を受け入れる方針発表で新たな期待強まり一段高。スペースマーケット<4487>(東証グロース)は貸し会議室などの掲載情報拡大が急とされ一段高。アスタリスク<6522>(東証グロース)はリニア技術による搬送ロボなどに注目集まりストップ高。エッジテクノロジー<4268>(東証グロース)は千葉銀によるTOB(公開買付)で2日連続ストップ高。アールプランナー<2983>(東証グロース)は業績予想の増額酒精など好感されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は17億1349万株(前引けは8億3887万株)、売買代金は3兆7829億円(同1兆8382億円)。プライム上場1644銘柄のうち、値上がり銘柄数は802(前引けは1017)銘柄、値下がり銘柄数は787(同560)銘柄。

 東証33業種別指数は15業種(前引けは26業種)が値上がりし、値上がり率上位は、水産農林、陸運、倉庫運輸、空運、小売り、金属製品、サービス、その他金融、銀行、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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