関連記事
東証グロース市場250指数先物見通し:下落後に落ち着きどころを探る展開か
記事提供元:フィスコ
*08:03JST 東証グロース市場250指数先物見通し:下落後に落ち着きどころを探る展開か
本日の東証グロース市場250指数先物は、上値の重い展開を予想する。先週末の米国市場のダウ平均は410.34ドル安の40,345.41ドル、ナスダックは436.83pt安の16,690.83ptで取引を終了した。8月雇用統計の結果が強弱まちまちとなったため小幅高で寄り付いた。同時に、過去2カ月の雇用者数の下方修正を受け、労働市場や景気の減速懸念が広がり相場は下げに転じた。金利低下もエヌビディアなどの下落でナスダックも下落。連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が雇用統計の結果を受けて政策修正の必要性に言及し、大幅な利下げも支持する姿勢を表明したため警戒感が一層強まった。本日の東証グロース市場250指数先物は、下落後に落ち着きどころを探る展開を見込む。米国株安の流れにより軟調なスタートが予想され、朝方の買いは手控えられる可能性が高い。一方で、RSIやストキャスティクスなどのオシレーター系指標が低下したため、下げ止まりが確認されれば、打診買いが入る局面もありそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比15pt高の628ptで終えている。上値のメドは635pt、下値のメドは605ptとする。《TY》
スポンサードリンク