【株式市場】前場の日経平均は86円高、半導体株は重いが33業種別指数は28業種が高い

2024年9月3日 12:42

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】

◆日経平均は3万8787円80銭(86円93銭高)、TOPIXは2732.74ポイント(16.75ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は7億6631万株

 9月3日(火)前場の東京株式市場は、半導体関連株や海運株に安い銘柄が目立ったものの、東証33業種別指数は28業種が値上がりし、全体に買いが優勢な相場となった。第一生命HD<8750>(東証プライム)や三井住友FG<8316>(東証プライム)などは景気拡大期待や国内金利の強含み推移などが背景のもよう。三越伊勢丹HD<3099>(東証プライム)は月次売上高の好調など好感。JR東日本東<9020>(東証プライム)なども堅調となった。日経平均は44円高で始まり、午前10時半頃に266円69銭高(3万8967円56銭)まで上げた。前引けもしっかり。

 大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>(東証プライム)が生産能力増強など好感されて活況高。メドレー<4480>(東証プライム)は米国展開の本格化など期待され一段と出直り拡大。サトウ食品<2923>(東証スタンダード)はパックご飯の値上げが好感され高値に接近。大和重工<5610>(東証スタンダード)は伝統的な炊飯釜が観光向けに好調うとかで再び同意活発。レナサイエンス<4889>(東証グロース)は厚労省からの認定が材料視され急伸。イシン<143A>(東証グロース)はストップ高となり自治体向けサービスをタイミー<215A>(東証グロース)が採用を材料視。

 東証プライム市場の出来高概算は7億6631万株、売買代金は1兆6353億円。プライム上場1645銘柄のうち、値上がり銘柄数は1336銘柄、値下がり銘柄数は272銘柄。

 東証33業種別指数は28業種が値上がりし、銀行、保険、陸運、繊維製品、情報通信、建設、電力ガス、小売り、水産農林、その他金融、食料品、証券商品先物、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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