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米国株見通し:伸び悩みか、雇用統計にらみ
記事提供元:フィスコ
*11:50JST 米国株見通し:伸び悩みか、雇用統計にらみ
(11時20分現在)
S&P500先物 5,659.50(-1.50)
ナスダック100先物 19,594.75(-28.25)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は42ドル安。米金利は高止まり、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
8月30日の主要3指数は堅調。終盤の上げ幅拡大でナスダックとS&Pは3日ぶりにプラスへ転じ、続伸のダウは228ドル高の41563ドルと最高値を更新した。この日発表されたコアPCE価格指数は前年比で前回から横ばいだったが、予想を下回り、市場は連邦準備制度理事会(FRB)の9月から緩やかな利下げへの期待が高まった。エヌビディアの決算発表後に売り込まれたハイテク株への買戻しも、相場の支援要因となった。
本日は伸び悩みか。今晩発表のISM製造業景況感指数は節目の50を下回るものの、市場の予想通り前回から改善すればソフトランディング期待による買いが見込まれる。また、ハイテクは利益確定や持ち高調整の売りをこなし、値ごろ感による買戻しも予想される。一方、インフレ鈍化は緩やかながら、FRBの9月利下げを見込んだ買いは継続。ただ、今週は複数の雇用関連統計が注目され、内容を見極めようと積極的な買いは抑制されよう。《TY》
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