関連記事
日経VI:小幅に上昇、株価底堅いが警戒感は継続
記事提供元:フィスコ
*16:05JST 日経VI:小幅に上昇、株価底堅いが警戒感は継続
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は22日、前日比+0.08(上昇率0.30%)の27.13と上昇した。なお、高値は28.61、安値は27.13。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の日経225先物は午前の時間帯は堅調に推移した。一方、明日23日に衆参両院の閉会中審査での植田日銀総裁の発言や、「ジャクソンホール会議」でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演など重要イベントが控えており、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和せず、日経VIは昨日の水準を上回って推移した。午後に入ると日経225が一時下げに転じるなど軟調で、日経VIは上昇幅を拡大する場面があったが、取引終了前に上昇幅を縮めて本日を終えた。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。《SK》
スポンサードリンク