サッポロHDは大きく出直って始まる、第2四半期好調で不動産事業に関する外部からの提案を9月募集開始

2024年8月14日 10:02

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■1~6月は営業利益など前年同期比で黒字化

 サッポロHD(サッポロホールディングス)<2501>(東証プライム)は8月14日、大きく出直って始まり、取引開始後は11%高の6915円(691円高)まで上げ、実質的な上場来の高値7484円(2024年2月14日)に向けて上値を追っている。13日の15時に発表した第2四半期決算(2024年1~6月・累計、IFRS)の営業利益と親会社の所有者に帰属す中間利益が前年同期比で黒字化し、好感買いが先行している。同時に、不動産事業に関する外部からの提案募集を9月中旬に開始することも発表した。

 第2四半期累計の連結売上高は前年同期比3.8%増加し、親会社の所有者に帰属す中間利益は60億80百万円となり、前年同期の51億04百万円の損失から黒字化した。今期・24年12月期の連結業績予想は全体に据え置き、売上高は前期比0.9%増、営業利益は同48.9%増、親会社の所有者に帰属す当期利益は同14.6%増。同時に「グループ価値向上のための中長期経営方針」(24年2月公表)」の具体化に向けた検討状況も開示し、不動産事業に関する外部からの提案募集について、本年9月中旬を目途に開始する予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】業績上方修正と株主還元策が魅力!注目すべき割安銘柄(20234/08/05)
【株式市場特集】リターン・リバーサル作戦か、それとも円高・ドル安関連株か?(2024/07/29)
【株式市場特集】猛暑到来!エアコンやアイスクリーム関連銘柄に注目、熱中症予防グッズも狙い目(2024/07/22)
【株式市場特集】2024年後半、社名変更銘柄ラッシュ到来!「第2のレゾナック」誕生なるか?(2024/07/16)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事