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米連邦準備制度理事会(FRB)は9月利下げに地ならしか サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)
*16:53JST 米連邦準備制度理事会(FRB)は9月利下げに地ならしか サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、NY金についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、『米連邦準備制度理事会(FRB)は9月利下げに地ならしか』と述べています。
続けて、『米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は9日、議会証言で、米経済は「もはや加熱した状態ではない」としたほか、労働市場はパンデミック(世界的大流行)時の極端な状況から「かなり冷え込み」、多くの点でパンデミック以前の状態に戻っているとし、利下げの根拠が強まっていることを示唆した』と伝えています。
そして、『上院の銀行委員会で「われわれは現在、両面的なリスクに直面していることを十分に認識している」とし、インフレ率は依然としてFRBの2%目標を「上回っている」ものの、インフレだけが焦点となることはもはやできないと強調。「労働市場は完全にバランスを取り戻したようだ」とした。ただ、「今日この場で金利に関する今後の行動の時期についていかなるシグナルも送るつもりはない」と言明した』と伝えています。
また、『パウエルFRB議長は10日に下院金融サービス委員会の公聴会で証言した。インフレは鈍化しているとの認識を示しつつ、目標の2%に向けて持続的に減速しているとの確信はまだ抱いていないと述べた。また、過熱気味だった労働市場について相当冷え込んでいるとの見解を明らかにした』と伝え、『利下げ時期への言及はなかったものの、FRBが掲げるインフレ率2%の目標に到達するまで待つことはないと表明。市場では9月にも利下げに踏み切るとの観測が維持された』と考察しています。
さらに、『パウエル議長の2日間にわたる議会証言を受けて、CMEのFEDWATCHでは、9月の利下げが70%織り込まれた。12月の利下げはまだ50%には達していないが、年2回の利下げ見通しは維持されている』と述べています。
こうしたことから、『10日のNY金相場は堅調に推移し、一時2390ドル台に上昇した。ただ、インフレ鈍化について「いくらか自信があるものの、十分な確信には至っていない」とトーンダウンさせたことや、翌11日に発表される6月消費者物価指数(CPI)のへの警戒感から上げ幅を縮小した』と解説しています。
また、『NY金は5月下旬以降、概ね2300~2400ドルのレンジで推移している。中国人民銀行が2カ月連続で金購入を見送ったことや、米長期金利が4.0%前半で高止まりしていることが金の重石になっているようだ』と考察し、『11日の6月CPIの結果を受けて上値をブレイクするか注目される』と述べています。
NY金のレンジについては、『2350~2450ドル』と予想しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の7月11日付「米連邦準備制度理事会(FRB)は9月利下げに地ならしか」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 山崎みほ《CS》
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