トーヨータイヤ、新スタッドレスタイヤ「OBSERVE GIZ3」発表　8月に発売

　トーヨータイヤは11日、新スタッドレスタイヤ「OBSERVE GIZ3（オブザーブ ギズ スリー）」を発表した。8月から発売し、SUV用も含めて計68サイズをオープン価格で展開する。

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　OBSERVE GIZ3の特徴は、凍結路面におけるブレーキ性能の向上だ。さらにグリップも進化しており、車のコントロールをサポートする。またサステナブル素材も積極的に活用しており、環境への優しさも強みだ。

　グリップ向上には、路面との密着性に着目。またパターン設計や配合技術も見直している。タイヤ設計基盤技術「T-MODE」を用いて、スノー予測技術を活用。そこから新パターンを作り出し、接地圧の分散やブロックの倒れこみ抑制に努めている。新パターンにより、凍結路面でもタイヤがグリップしやすくなっている。

　従来品の「OBSERVE GIZ2」と比べ、アイスブレーキ性能は22%向上した。

　今回の新タイヤは、サステナブル素材を使った「密着長持ちゴム」も特徴だ。持続性高密着ゲルや、サステナグリップポリマーといった持続可能性のある材料を使用。これにより低音の環境下でも、ゴムの柔らかさをキープする。