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米国株見通し:下げ渋りか、低調なPMIで早期利下げ観測も
記事提供元:フィスコ
*13:58JST 米国株見通し:下げ渋りか、低調なPMIで早期利下げ観測も
(13時20分現在)
S&P500先物 5,546.50(+2.00)
ナスダック100先物 20,060.00(+28.50)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は7ドル高。米金利は失速し、本日の米株式市場はやや買い先行となりそうだ
20日の主要3指数はまちまち。ナスダックは8日ぶり、S&Pは3日ぶりにマイナスへ転じ、ダウは299ドル高の39134ドルと3日続伸で取引を終えた。この日発表された経済指標でフィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想を下回り、減速懸念で幅広い売りを後押し。一方で引き締め的な政策を弱める材料にもなり、売り一巡後は買戻しが相場を支えた。金利安に振れたが、ハイテク関連の利益確定売りが指数を下押しした。
本日は下げ渋りか。本日のPMIは製造業、サービス業とも前回を下回るとみられ、景気の先行き不透明感が広がりやすい。指数は過去最高値圏で推移しており、利益確定や持ち高調整の売りが下押しする可能性があろう。半面、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ時期について9月に前倒しされるとの見方もあり、極端な売りは抑制されそうだ。もっとも、来週末のフランス議会選を前に売りが出やすいため、戻りは小幅にとどまるとみる。《TY》
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