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日経平均は171円高でスタート、ソフトバンクGや日産自などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;38653.91;+171.80TOPIX;2726.07;+10.31
[寄り付き概況]
19日の日経平均は171.80円高の38653.91円と続伸して取引を開始した。前日18日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は56.76ドル高の38834.86ドル、ナスダックは5.21ポイント高の17862.23で取引を終了した。小売売上高の結果が利下げを正当化するとの見方に寄り付き後、上昇。同時に、景気への懸念も広がり相場は伸び悩んだ。ハイテクは過去最高値付近からの利益確定売りも目立ったが、長期金利の低下が支援し、相場は終日底堅く推移。ナスダックは7営業日連続で過去最高値を更新し終了した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が小幅ながら上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.35%上昇したことが、東京市場の半導体関連株の株価支援要因となった。さらに、外為市場で1ドル=157円80銭台と引き続き円安・ドル高水準で落ち着いた動きとなっていることも市場の安心感となった。
一方、国内に目立った買い材料が見当たらず、積極的な買いを手控える向きがあった。また、フランスなど欧州政治不安が引き続き懸念されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された5月の貿易収支は1兆2213億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1兆3004億円の赤字だった。今日はライスカレー<195A>が東証グロースに上場した。
セクター別では、保険業、鉱業、機械、輸送用機器、銀行業などが値上がり率上位、小売業、ゴム製品、食料品が値下がりしている。
東証プライムの売買代金上位では、TDK<6762>、三菱自<7211>、ソフトバンクG<9984>、日産自<7201>、アドバンテスト<6857>、JR東<9020>、第一生命HD<8750>、ニデック<6594>、TOWA<6315>、コマツ<6301>、キーエンス<6861>、ルネサス<6723>、NEC<6701>などが上昇。 他方、ジョイフル本田<3191>、村田製<6981>、第一三共<4568>、ソシオネクスト<6526>、武田薬<4502>、三菱商<8058>などが下落している。《CS》
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