東証グロース市場250指数先物見通し:米株高受けて投資家心理改善

2024年6月17日 08:00

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記事提供元:フィスコ

*08:00JST 東証グロース市場250指数先物見通し:米株高受けて投資家心理改善
本日の東証グロース市場250指数先物はもみ合い展開が予想される。前週末14日の米国市場のダウ平均は57.94ドル安(-0.15%)と続落。利下げ期待を受けた買いが後退。6月ミシガン大消費者信頼感指数が予想以上に落ち込んだため消費減速への懸念が重しとなり、相場は一段安となった。金利の低下やアドビの好決算を受けた買いでナスダックは5日連続で過去最高値を更新。まちまちで終了した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物はこう着感の強い値動きとなりそうだ。ナスダックが連日上昇するなか、東京市場ではグロース市場250指数も主力銘柄の上昇をけん引役に6連騰しており、投資家マインドが好転しつつある。また、米長期金利が低下基調にあることは東証グロース市場250指数先物の追い風となろう。ただ、今週はIPOが6社控えており、ヘッジ売りの動きが広がる可能性も想定しておきたい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比9pt安の622ptで終えている。上値のメドは630pt、下値のメドは610ptとする。《TY》

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