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NY為替:ECBのタカ派的利下げ受け、ユーロ反発
記事提供元:フィスコ
*06:22JST NY為替:ECBのタカ派的利下げ受け、ユーロ反発
6日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円44銭へ上昇後、155円48銭まで下落し、155円63銭で引けた。日銀の中村審議委員の追加利上げが会合で話題となる可能性を指摘すると同時に、「まだ早い」との見解を受けた円売りが続いた。その後、米1-3月期単位労働コスト改定値が予想外に下方修正されたほか、先週分新規失業保険申請件数が予想を上回り、労働市場の減速が早期の利下げ観測をさらに強めドル売りが強まった。
ユーロ・ドルは1.0862ドルまで下落後、1.0902ドルまで上昇し、1.0890ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)が定例理事会で市場の予想通り利下げを決定したためユーロ売りが優勢となった。同時に、追加利下げには言及せず、さらに、物価予測が引き上げられたためタカ派的な利下げとの見方にユーロの買戻しが加速。ユーロ・円は、170円28銭へ上昇後、169円34銭まで反落。ポンド・ドルは1.2763ドルまで下落後、1.2795ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8929ランまで上昇後、0.8895フランまで下落した。《MK》
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