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丁寧なつもりが失礼になってしまう英語のフレーズ集 (8)
学校の英語の授業では、文法は教わるものの、細かなニュアンスが教えられることは少ない。英語の授業で習ったフレーズをそのまま使うと、誤解を招くことになるケースもありうる。この記事ではそのようなフレーズを紹介する。
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■You’re a wise guy
wiseは「賢い、賢そうな、分別のある、知者らしい」などの意味がある。大学で英語を専攻していた人や、英語が得意な人なら難しい単語ではないだろう。ところが「あなたは賢いね」と言うつもりで「You’re a wise guy!」と言ってしまうのは、控えたいところである。
なぜならこの「You’re a wise guy」というフレーズは、「偉そうなやつ、生意気なやつ」というニュアンスになってしまいがちだからだ。
この場合は「smart」「intelligent」などを使って、「You’re a smart person」と表現するのが無難だろう。
■You’re a liar!
日常会話でよく「ウソ?」「ウソでしょ?」ということは、あるだろう。これをそのまま英語にして「You’re a liar」と言ってしまうと、場合によっては全く異なる意味になってしまう。
英語での「lie」は主に「真実を偽るためにつく嘘」という意味で使われる。つまり「You’re a liar」は、「嘘をつく人」「虚言癖がある人物」という意味になってしまう。
日常会話での「ウソでしょ?」は、英語での「joke」にあたる。したがってこの場合は「You must be joking」などになる。日本語の「冗談」と同等と考えると分かりやすいだろう。
他にも「You gotta be kidding me!」「serious?(マジ?)」「no way(まさか)」などがある。
他にもフレーズはあるので是非調べてみてほしい。
■I’m going to see my friend
これは文字通り「今から友達に会いに行く(友達に会う予定)」というフレーズで、一見何も問題がないように思える。しかし友人と会話しているとき、このフレーズを使うのはいささか宜しくない。
問題なのは「my friend」というフレーズである。「私の」と付けることで、友達と会話しているときにこのフレーズが出てくると、「今話しているあなたは友達ではない」という意味に取られる可能性があるからだ。
この場合は単に「~ see a friend」もしくは「~ see another firend」と言うのがおすすめだ。
ニュアンスを覚えるのは中々難しいものだ。実際に聞いたり使ったりして覚えるしかないが、英語を使う機会が中々ないという人は、映画やドラマなどを活用すると良いだろう。(記事:newpowersoul・記事一覧を見る)
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