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JR京都駅の商業施設「京都ポルタ」、統合1周年で大規模リニューアルへ
京都ポルタの南エリアのエントランス(左)とエスカレーター周りのイメージ(JR西日本京都SC開発発表資料より)[写真拡大]
JR西日本京都SC開発は、京都市下京区の京都駅ビルと駅前地下街で運営している商業施設「京都ポルタ」を大規模リニューアルし、5月までに38店が順次、新規・新装出店する。京都駅ビルの専門店街「ザ・キューブ」と駅前地下街「ポルタ」が統合されて1周年を迎えるのを機に、土産物や食料品を除く物販店の約3割を入れ替えるもので、春の行楽シーズンを新しい陣容で迎える。
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新規・新装出店の38店のうち、新規出店、新装出店はともに19店。物販店はおおむね3月、飲食店は4月以降に開店する。京都駅を利用するサラリーマン、OLや観光客だけでなく、ミレニアム世代、Z世代などより幅広い層の利用を目指し、店舗構成する。
主な新規出店店舗は、京都初となるティーに特化したカフェの「スターバックス(ティー&カフェ)」、衣料の「フォーエバー21」、イタリア・フィレンツェ発のバッグ・革製品ブランド「イルビゾンテ」。靴下の「ハミングバード」、耳周りアクセサリーブランドの「ミミサンジュウサン」、衣料の「モードブランドハレ」、すしの「金沢まいもん寿司珠姫」、博多もつ鍋の「おおやま」など。
新装出店では、メガネの「ゾフ」が売り場面積を2.5倍に広げて拡大して移転リニューアルするほか、ベーカリーカフェの「ヴィ・ド・フランス」が最上級ブランドの「ヴィ・ド・フランス・レーヴド・パリ」にグレードアップする。
京都ポルタは京都駅ビルの地下2階から地上2階までと11階、京都駅烏丸口の地下1、2階に売り場を持つ。店舗面積は約1万5,500平方メートルで、物販、飲食など約220店が入居している。1997年開業のザ・キューブと1980年開業のポルタが2023年3月に統合された。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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