Microsoft Edge Insider版、スクリーンショット撮影にもAI機能を実装

2024年1月22日 09:15

印刷

記事提供元:スラド

Microsoft Edge Insider 版のスクリーンショット撮影機能で、Copilot のチャットや Bing 検索に画像を送る機能、画像からのテキスト抽出や抽出したテキストを Bing で検索する機能が実装されている(Neowin の記事Ghacks の記事)。

スクリーンショット撮影機能は「edge://flags」で「Microsoft Edge Screenshot(edge://flags/#edge-screenshot)」を「Enabled」にすれば「Web キャプチャ」を置き換える形で利用可能になるが、追加機能を利用できるのは Insider 版のみだ。ただし、スクリーンショット撮影機能を有効にしただけでは追加機能が有効にならず、コマンドラインオプションを追加して Microsoft Edge を起動する必要がある。

コマンドラインオプションは「--enable-features=msEdgeScreenshotWithCopilotChat,msEdgeScreenshotWithOCR,msEdgeScreenshotWithSearch,msEdgeScreenshotWithSearchInSideBar」というもので、カンマで区切られた各機能から不要なものを削ることで個別の有効化も可能だった。

Neowin の記事では Canary 版のみとなっているが、手元の環境では Dev 版でも利用できた。逆に Canary 版では Copilot が有効になっていなかったため動作を確認できず、Dev 版でスクリーンショットをチャットに送るものだと確認できた。なお、テキスト抽出は日本語テキストに未対応のようで、何も読み取れないか文字化けしたようなデータが抽出される。英数字が含まれる場合はその部分だけが抽出される。 

スラドのコメントを読む | ITセクション | マイクロソフト | 人工知能 | インターネット

 関連ストーリー:
Microsoft Edgeの開発者ツール、Copilotが利用可能に 2023年12月16日
Microsoft、賠償金支払いを含めてCopilot利用による商用顧客の法的問題の責任を持つと誓約 2023年09月09日
「chrome」を検索すると聞かれてないのに自己紹介する Bing AI 2023年06月10日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事