映画『オッペンハイマー』クリストファー・ノーラン作 - 原子力爆弾の開発した物理学者の生涯を描く

2024年1月9日 08:59

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記事提供元:ファッションプレス

 クリストファー・ノーラン監督作品、映画『オッペンハイマー』が、2024年に日本で公開される。

矛盾を抱えた物理学者オッペンハイマーの生涯
 映画『オッペンハイマー』は、実話をもとにした伝記映画。原子力爆弾の開発を主導した物理学者J・ロバート・オッペンハイマーの知られざる人生を映し出す作品だ。開発実験時に分かったのは本人の想像を超えた兵器を作ってしまった事。そして、それが意図しない方向へと使われた事に苛まれていく。そして、戦後、オッペンハイマーは核軍縮、水素爆弾の開発反対も世界に訴えていく。

世界の運命を握ると同時に、世界を破滅させる危機に直面するという矛盾を抱えた“1人の男”の生き様を、IMAX撮影による没入感あふれる映像によって描く。

 J・ロバート・オッペンハイマー...キリアン・マーフィー
物理学者。もともとカリフォルニア大学で教鞭をとっていた。原子爆弾の開発・製造のために、科学者を動員して進めた「マンハッタン計画」に参加。計画遂行のため、ロスアラモス研究所が設立され、所長に任命され、原子力爆弾の開発を主導。そして開発は進み...人類史上初の核実験「トリニティ」へと向かっていく。

 ルイス・ストローズ...ロバート・ダウニーJr.
元海軍で銀行家。戦後、アメリカの原子力委員会の委員となる。

 レスリー・グローヴス...マット・デイモン
アメリカ軍の軍人。ドイツが原爆を開発するのではないかという背景のなか、「マンハッタン計画」を進める。計画の責任者。オッペンハイマーを原爆開発チームのリーダーに抜擢。

 キティ...エミリー・ブラント
オッペンハイマーの妻。戦後、機密情報の漏洩を疑われ聴聞会には妻と共に召集される。

監督・脚本はクリストファー・ノーラン
 監督・脚本は、『ダークナイト』や『TENET テネット』『ダンケルク』などの作品を世に送り出してきたクリストファー・ノーランが手掛けている。

 主演を務めるのは、『ダンケルク』にも出演しているキリアン・マーフィー。この他、エミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネット、ケイシー・アフレック、ラミ・マレック、ケネス・ブラナーといったキャストが出演している。

第81回ゴールデングローブ賞では、作品賞、監督賞(クリストファー・ノーラン)、ドラマ部門主演男優賞(キリアン・マーフィー)、助演男優賞(ロバート・ダウニーJr.)、助演女優賞(エミリー・ブラント)をはじめ、最多8部門にノミネートされた。

 作品詳細
映画『オッペンハイマー』
原題:Oppenheimer
公開時期:2024年
原作:カイ・バード、マーティン・J・シャーウィン 『オッペンハイマー』(2006年ピュリッツァー賞受賞/ハヤカワ文庫、2024年1月刊行予定)
製作:エマ・トーマス、チャールズ・ローヴェン、クリストファー・ノーラン
監督・脚本:クリストファー・ノーラン
出演:キリアン・マーフィー、エミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネット、ケイシー・アフレック、ラミ・マレック、ケネス・ブラナー

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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