特別展「北斎サムライ画伝」すみだ北斎美術館で、重要文化財の刀剣&サムライの浮世絵を同時展示

2023年11月24日 16:43

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記事提供元:ファッションプレス

 特別展「北斎サムライ画伝」が、2023年12月14日(木)から2024年2月25日(日)まで東京のすみだ北斎美術館にて開催される。

北斎の“サムライ画”が集結する特別展
 平安時代末期の平清盛の政権から江戸幕府が倒れるまで、約700年にわたって日本の政権を握っていた“サムライ”。特別展「北斎サムライ画伝」では、浮世絵師の葛飾北斎とその門人による浮世絵作品から、江戸時代の人々が抱いていた侍のイメージにふれることができる。

戦乱の世から日常まで
 展覧会には、戦乱の世の武力の担い手として活躍する姿から、江戸市中を歩く日常の様子まで、さまざまな角度からサムライを捉えた浮世絵が登場。北斎の手による源頼朝の浮世絵や、すみだ北斎美術館で初公開の《美人と弁慶の耳かき》、江戸時代に起こった事件を伝える《仮名手本忠臣蔵 十一段目》といった作品が紹介される。

浮世絵と“刀剣そのもの”の見比べも
 また会場では、重要文化財《太刀 銘 信房作》をはじめとする刀剣や鑓も展示。描かれたものと実物を見比べて、イメージを膨らませながら北斎の描写力を感じることができる。さらに、北斎が波を描いた代表作《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》と、同じく波の文様を配した《刀 銘 津田越前守助広/延宝九年八月日》など、共通の主題を持つ品々も見どころのひとつだ。

【展覧会概要】
 特別展「北斎サムライ画伝」
会期:2023年12月14日(木)~2024年2月25日(日) ※前後期で一部展示替え予定。
[前期 12月14日(木)~1月21日(日) / 後期 1月23日(火)~2月25日(日)]
会場:すみだ北斎美術館 3階企画展示室、4階企画展示室
住所:東京都墨田区亀沢2-7-2
開館時間:9:30〜17:30(入館は17:00まで)
休館日:月曜日
※開館:1月2日(火)・1月3日(水)・1月8日(月・祝)・2月12日(月)
※休館:12月29日(金)~1月1日(月・祝)、1月4日(木)、1月9日(火)、2月13日(火)
観覧料:一般 1,200円、高校・大学生 900円、65歳以上 900円、中学生 400円、障がい者 400円、小学生以下無料
※観覧日当日に限り、「AURORA(常設展示室)」も観覧可能。
※前売券及び当日観覧券の発売日・販売方法や、各種割引の詳細、団体での来館、最新のイベント情報は、すみだ北斎美術館公式ホームページを要確認。

【問い合わせ先】
すみだ北斎美術館
TEL:03-6658-8936 (9:30〜17:30 / 休館日のぞく)

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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