郵便ポストの4分の1、1日平均の投かん数が1枚程度

2023年11月14日 08:29

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記事提供元:スラド

日本の郵便物の数量は減少傾向にあり、全国の郵便ポストの約4分の1が1日平均の投かん数が1枚程度であることが明らかになった。郵便ポストは全国に17万5000余りあるが、1日平均で1枚以下のポストが4万3000余りあった。全国で見ても2001年度をピークに、この20年で「郵便物」の数は半減しているという(NHK)。

この減少に対応するため、日本郵便は新たなアプローチを開始したという。例えば山形県鶴岡市では、荷台に余裕のある軽自動車を使って、農産物の収穫物などを配達するサービスを提供している。このサービスでは、およそ30リットルのケース(縦29センチ、横47センチ、高さ22.5センチ)に収まれば、税込みで290円。「ゆうパック」の4分の1程度という割安価格に設定されている。送り主はネットで空き状況を確認して予約し、最寄りの郵便局まで荷物を持ち込む。受け取る側は、配送先となる郵便局に取りにいく。

0キロほど離れた市中心部のレストランやパン屋など、おもに個人商店に納品している生産者は、このサービスを利用しているという。 

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