共同印刷の出直り目立つ、第2四半期の予想営業利益3.4倍に大幅増額修正

2023年10月26日 11:25

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■アフターコロナにより乗車券などの交通系製品が伸長

 共同印刷<7914>(東証プライム)は10月26日、3110円(110円高)で始まった後も3100円台で堅調に推移し、約2週間ぶりに3100円台を回復している。15日の15時に第2四半期の業績予想(2023年4~9月・累計、連結)の修正を発表し、営業利益は5月に開示した従来予想の3.4倍などとし、注目が再燃している。

 第2四半期累計期間は、アフターコロナにより乗車券などの交通系製品が伸長したほか、パッケージ関連も堅調に推移し、エネルギーコストが想定下回り、価格転嫁活動も寄与した。売上高の見通しは出版印刷や店頭販促物などの動向により2.6%下方修正したが、四半期純利益は5月に開示した従来予想の2.2倍に見直した。3月通期の予想は「現時点での変更はせず、据え置き」とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】東証マザーズ・グロース市場銘柄で勝負するならこの株!低金利時代の投資セオリーを覆す(2023/08/28)
【株式市場特集】9月中間期末の高配当利回り株と分割株を狙え!トリプル権利取りでトリプル安を乗り切る(2023/08/21)
【株式市場特集】塗料・舶用機器・砂糖株の3セクターが狙い目!業績相場でも夏枯れ相場でも出遅れ訂正のチャンス(2023/08/14)
【株式市場特集】サマーラリーもサマーセールも夏枯れも関係なし!上方修正銘柄の逆行高を狙え(2023/08/07)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事