原英莉花、3年ぶり2度目の制覇　日本女子オープンゴルフ

　福井県・芦原GCで開催されていた日本女子オープンゴルフは1日、最終日を迎え、原英莉花が3年ぶりの優勝を果たした。

　3日間、安定したゴルフを見せて最終日を首位で迎えた原英莉花と、2日目の8アンダーでスコアを伸ばした菊地絵理香が首位争いを演じた。終始、原を菊地が追いかけ8番から14番までお互いパーセーブが続くも、原は15番で3打差に広げた。原はこの日も4アンダーの68でフィニッシュ、トータル15アンダーで3年ぶりに優勝。菊地絵理香のメジャー初制覇はならなかった。

　11アンダーの首位でスタートした原は、1番バーディ、2番ボギーの後、5番でイーグルを奪うとさらに7番バーディと安定したゴルフを続ける。12番13番ではバーディパットを惜しくも外すも、15番のバーディで3打差に菊地を突き放す。そのままトータル15アンダーの首位でフィニッシュした。

　首位を1打差で追いかける菊地も、3番5番をバーディと原を追いかける。13番のバーディパットは僅かに届かずスコアを伸ばし切れない。15番のティーショットはバンカーに捕まるもパーで乗り切るなど、ノーボギーで粘り強いゴルフを最後まで見せる。しかしトータル12アンダーで2位のままフィニッシュした。

　首位と4打差の3位でスタートした古江彩佳は、1番でいきなりイーグルを奪うも、9番でダブルボギーを叩くなど出入りの激しいゴルフとなった。スコアを伸ばせずこの日は1オーバーでフィニッシュ、トータル6アンダーで8位タイに終わった。