利用したいLinux、「AlmaLinux」が1位 REHLも急増

2023年9月7日 09:14

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 株式会社デージーネットがセミナー参加者に対して今後利用したいLinuxのアンケートを行ったところ、CentOSの代替OSとして誕生したAlmaLinuxが全体の26%と1位(2022年も1位)となったようだ。
REHLは3位だが、2022年で17%だったが2023年では24%と急増している。
気になるのはAlmaLinuxと同様にCentOSの代替OSとして誕生したRocky Linuxの存在だ。こちらは2022年で20%だったが、2023年では僅か3%にまで激減している。いったい何があったのだろう?

そろそろCentOS 7のサポート期限も迫っているが、スラド民は移行先は何にしただろうか。

 デージーネットは、企業がCentOSから別のLinuxOSに移行する際にどのOSを選んでいるかを調査するためにアンケートを実施した。2022年に比べて、2023年のLinuxOS選択においていくつかの変化が見られる。以下は2022年と2023年の「今後利用したいLinuxOS Top5」の比較となっている(デージーネット)。

2022年
1. AlmaLinux: 36%
2. Rocky Linux: 20%
3. Red Hat Enterprise Linux: 17%
4. Ubuntu: 10%
5. MIRACLE LINUX: 8%

2023年
1. AlmaLinux: 26%
2. 検討中: 26%
3. Red Hat Enterprise Linux: 24%
4. Ubuntu: 7%
5. Amazon Linux: 6%

 スラドのコメントを読む | Linuxセクション | Linux | 統計

 関連ストーリー:
MIRACLE LINUX 8.4が10月4日から無償提供、有償サポートサービスも提供 2021年09月22日
CentOSが開発方針を変更し「CentOS 8」は2021年末に終了。その後はCentOS Stream開発に注力 2020年12月10日
Windows XPを使い慣れた高齢の初心者向きLinux、何がおすすめ? 2014年03月08日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事