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米国、白熱電球の販売を禁止
記事提供元:スラド
headless 曰く、 米国では 2012 年から段階的な白熱電球廃止が進められてきたが、8 月 1 日からは特殊なものを除いてすべての白熱電球が販売禁止になったそうだ(The Verge の記事、ABC7 Chicagoの記事、The New York Times の記事、The Week の記事)。
これまで米国では白熱電球の販売自体を禁じておらず、2007 年のエネルギー自給安全保障法(EISA)が定める省電力基準による規制が行われてきた。これにより米国での白熱電球生産も段階的に中止されてきたが、トランプ政権時代には高効率電球のせいで顔色がオレンジ色に見えると主張する大統領の強い反対を受けて白熱電球廃止が停滞した。
今回、バイデン政権が定めた新たな基準により、除外リストで指定された特殊なものを除いて基準を満たさないランプの販売が不可能になった。具体的な基準は 1 ワット当たり 45 ルーメン以上というもので、蛍光ランプの中にも基準を満たさないものがありそうだが、蛍光ランプは除外リストに含まれている。
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