関連記事
40代でもプログラミングの副業は可能か?
年齢を重ねると共に、体力的な制約も増えてくる40代。しかし、効率的なアプローチを身に付ければ、プログラミングの副業に挑戦することは可能だ。本記事では、40代からプログラミングの副業を始める際、効率的に進めるためのアイデアを紹介する。
【こちらも】ChatGPTに聞いてみた 「2023年おすすめの副業は?」
■40代は体力面を考慮して取り組む
40代ともなると、体力的な制約が増えてくる。これは、プログラミングの学習や副業に取り組む際にも考慮すべき重要な要素だ。
だがそれを理由に、プログラミングの副業を諦める必要はない。むしろ、体力面の制約を理解して適切な対策を取ることで、より効率的かつ持続可能な方法でプログラミングの副業に取り組めるからだ。
まず、自身の体力的な制約を理解することから始めよう。例えば、1日の中で最も集中力が高まる時間帯はいつか、連続して作業に取り組むことができる時間はどの程度か、といった具体的な点を把握する。
また適度な休息を取り、健康的な生活習慣を維持することも重要だ。これらの要素を踏まえた上で、自身に合った学習計画や作業スケジュールを作成することが、効率的な取り組みに繋がる。
次に、プログラミングの学習を効率化するための方法を考える。例えば、タイムマネジメントのテクニックを活用するのがおすすめだ。1日の中で最も集中力が高い時間帯に難易度の高いタスクを行うといった方法が有効である。
加えて、ポモドーロ・テクニックもおすすめだ。ポモドーロ・テクニックとは、25分の作業と5分の休憩を繰り返す方法だ。こまめに休憩を挟むことで、高い集中力が維持でき、生産性を高められる。
また自分が何を学びたいのか、どの技術が自分の目標にとって最も重要なのかを明確にすることも重要だ。1度に多くのことを学ぼうとすると、時間とエネルギーの消費が大きい上に、挫折する可能性も高まる。逆に、1つのスキルに焦点を当てて深く学ぶことで、より早く結果を得ることが可能だ。
このように、年齢をハードルに見るのではなく、自身の体力的な制約や特性を理解し活用することで、40代でもプログラミングの副業に始めることは十分に可能である。
■将来を見据えたマネージャーへの視点転換もおすすめ
プログラミングのスキルを持つことは、コードを書くだけでなく、他の開発者を統率する立場に立つための足がかりにもなる。40代という年齢は、豊富な経験と知識を活かし、プログラマーからマネージャーへと視点を転換する絶好のタイミングだ。
また40代に入ると、老眼の症状が出てくる人が増える。PCモニターでコードを見続けるプログラミングの作業は、老眼になった40代には足かせとなるだろう。
そのため、40代からプログラミングの副業を始めるなら、プレイヤーとしてのプログラマーだけでなく、将来を見据えてマネージャーへの視点転換するのもおすすめである。なぜなら、プログラミングの知識を持つことで、チームのプロジェクト管理や技術的な意思決定に直接参加することが可能になるからだ。これにより、プロジェクトの成功を支える戦略的な役割を果たせる。
加えて、技術的な背景を持つマネージャーは、開発者の課題や必要性をより深く理解し、それに対応することができる。
しかしながら、マネージャーとして成功するためには、技術的なスキルだけでなく、チームの管理やコミュニケーション、リーダーシップといったスキルも必要だ。これらのスキルは経験を通じて磨かれるものだが、同時に適切な方法論やツールを活用することも重要である。その1つとしておすすめなのが、プロンプトエンジニアリングだ。
プロンプトエンジニアリングとは、ChatGPTのようなAIに、適切な命令や指示を与えるスキルである。40代には、このプロンプトエンジニアリングが特におすすめだ。なぜなら、体力的な制約を考慮しつつ、効率的に作業を進めることが求められるからだ。プロンプトエンジニアを目指す場合は、Python、C++、Javaといった言語を学習しておくといいだろう。
40代でプログラミングの副業を始めることは、将来的に必要となるマネージャーとしての視野を広げる機会でもある。プログラミングを学ぶことでカバーできる範囲は格段に広がるため、本業にも大きなメリットがあるのだ。収入が増やせるだけでなく、キャリアップも図れる点は、プログラミングの副業の魅力である。(記事:西島武・記事一覧を見る)
スポンサードリンク