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Windows 11の月例更新、MalwarebytesにChromeをブロックさせる
Microsoft が Windows 11 バージョン 22H2 向けにリリースした 6 月の月例更新プログラム (KB5027231) をインストールすると、Malwarebytes が Google Chrome をブロックする問題が発生したそうだ(Malwarebytes のサポート記事、サポートフォーラム投稿、Neowin の記事、BleepingComputer の記事)。
症状としては Chrome を起動しようとするとタスクマネージャーにプロセスが表示されるものの、Chrome のウィンドウが表示されないというものだ。Malwarebytes によると、この更新プログラムをインストールすることで Chrome とエクスプロイト保護機能の競合が発生し、Chrome がクラッシュするのだという。
Malwarebytes では当初、Chrome を既定のブラウザーにするか、Malwarebytes 製品のオプションでアプリケーション保護の対象から Chrome を除外する、という 2 つの緩和策を提案していたが、その後の更新プログラムで対策が行われた。対策済みバージョンはコンポーネントバージョン 1.0.2047 および Malwarebytes バージョン 4.5.31.270 となる。
更新プログラムでの対策内容は、Chrome のプロセスすべてに対してエクスプロイト対策のコードを適用しないというもので、これによりアプリケーション保護の対象から Chrome を除外する必要がなくなる。なお、緩和策に従ってアプリケーション保護の対象から Chrome を除外していた場合、手動で元に戻す必要がある。
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