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LPガス用クラウドにサイバー攻撃、1100社の検針システムに影響
記事提供元:スラド
日本全国の約1100のLPガス会社が利用しているITシステム「クラウドAZタワー」が、サイバー攻撃によって停止し、顧客管理や検針などができなくなっているようだ。このシステムを提供している静岡県富士市にある「パーパス」のサーバーがランサムウェアに感染したことが原因。パーパスは被害は想定以上に深刻だとし、復旧には約1週間かかる見込みだとしている(パーパスリリース、日刊スポーツ、東京新聞)。
サーバーは外部のデータセンターに設置され、ハッカーはLPガス会社に割り当てられた複数のパスワードを盗んで侵入したと見られている。サーバー内には脅迫文が残されていたという。報道によれば、この攻撃は「トリゴナ」と名乗るハッカー集団によるものとされている。顧客の個人情報は別のサーバーで管理されており、被害を受けていないとのことハッカーはLPガス会社に割り当てられた複数のパスワードを盗んで侵入したと見られている。
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